ナポレオンパイとはどんなもの?名前の由来は?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

イチゴをふんだんに使った華やかなデザート「ナポレオンパイ」。イチゴのミルフィーユの別名として知られていますが、なぜ「ナポレオン」という名前がついているのかご存知でしょうか。

この記事ではお菓子マニア編集部がナポレオンパイの特徴や、名前の由来について解説していきます。

そもそもナポレオンパイとは?

画像素材:iStock

ナポレオンパイとはパイ生地とカスタードクリーム、そしてイチゴを重ね合わせたミルフィーユのこと。日本では、ミルフィーユの中でもイチゴをふんだんに使ったもののことを「ナポレオンパイ」と呼ぶ傾向にあり、サクサクとしたパイ生地と濃厚なカスタードクリーム、そして甘酸っぱいイチゴの組み合わせが人気のスイーツです。

元々はイチゴではなくサクランボで作られていたスイーツでしたが、年間を通して手に入りやすいイチゴで作られるようになったと言われています。

名前の由来は?

画像素材:iStock

ここで気になるのが「ナポレオンパイ」という名前の由来。これには2つの説があります。
1つは、ケーキの形がナポレオンの被っていた帽子に似ていたことから、この名前がつけられたというもの。
そしてもう1つは、数あるお菓子の中でも「皇帝」級に美味しいという理由から、「ナポレオン」という名前を冠したデザートになったという説があります。

ちなみに一部の英語圏の国々では、「ミルフィーユ」のことをそもそも「ナポレオン」と呼んでいるところもあります。これは皇帝ナポレオンは関係しておらず、ミルフィーユの発祥がイタリアのナポリにあるため、それにちなんだ名前で呼ぶようになったのではないかと言われています。

ナポレオンパイとはイチゴをたっぷりと使ったミルフィーユのこと!

画像素材:iStock

ナポレオンパイとはフランスの皇帝ナポレオンの名前を冠した、イチゴのミルフィーユのこと。冷凍のパイシートを使えば自宅でも簡単に作ることができるので、ぜひできたてのサクサク食感を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※画像はイメージです。