極限までに食べごたえを追求した焼きそばパン!ローソンストア100「太田焼きそばパン」を焼きそバリスタが徹底解説
「焼きそばパン」というと基本的にボリュームがあるものの、あくまでも焼きそばは具材となってしまい「食べごたえ」という点で少し弱めに。しかし、日本でも有数の食べごたえを誇る「太田焼きそば」を挟んだらどうなるでしょうか?
ここでは、日本全国の焼きそばを食べ続けてきた焼きそバリスタが、ローソンストア100さんで販売中の「太田焼きそばパン」を解説。
そもそも「上州大田焼きそば」とは?
群馬県太田市には焼きそば専門の店が多く、「日本三大焼きそば」とされるほどに、焼きそばの聖地でもあります。もともと工場が多かったため、ガッツリ系を求める若者が多く、どの店もボリュームたっぷりの個性的な焼きそばを出すことが特徴。
そんな土壌もあってか、平成14年に「上州焼きそばのれん会」が結成されると、全国各地でPR活動がの効果もあり、全国で知名度も上昇!
若者向けの焼きそばだけあって、食べごたえは日本でも最上級!
実は「太田焼きそば」というジャンルは、どの店も麺やソースの種類が違うため、「これぞ大田焼きそば」という味がないのです。よって、「上州焼きそばのれん会」が全国各地で振る舞う時は、群馬県産の麺や地元産のキャベツなどを使って作られる傾向に。しかし、根底は「ガッツリ系」ということで、有名店である「岩崎屋」さんの平打ち麺で、旨味と甘味で溢れるソースのイメージでしょう。
これもそんな典型的なガッツリ系のお店をイメージした焼きそばパンで、しっとりとしたシンプルな味わいのコッペパンに太田焼きそばがこれでもか!というほどに詰め込まれています。しかも、「上州焼きそばのれん会」監修なので麺に関しては、本場の味わいそのもの。
大体、焼きそばパンというのは、具材としての「しょっぱさ」が重視されるものですが、これは極限までにボリュームと味の濃厚さが味わえるもの。とにかく、食べれば食べるほどに、焼きそば独自のコクが溢れてくるから不思議!
太田焼きそば店によって、紅生姜が入ったり、そうでなかったりと具材が異なるのですが、焼きそばパンということで、紅生姜と海苔がかけてあります。太田焼きそばの麺はあまりにも食べごたえが凄まじいので、この海苔と紅生姜が良い「緩衝材」となっていて、飽きのこない構造に。
焼きそばパンに「食べごたえ」を求めるなら、真っ先に選ばれるであろう意欲作!
ガッツリを求める若者向けに作られた「太田焼きそば」だからこそ、焼きそばパンとの相性は抜群!腹持ちをずーっとキープした人にはぴったりなので、腹ペコの人にぜひおすすめしたい一品です。ぜひお近くのローソンストア100で探してみてくださいね!
プロフィール
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日本には旨い焼きそばがこんなにある!全国を縦断しながら名物焼きそばを食べ歩いたワタシが、焼きそばの魅力をひたすら紹介していきます。
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