白花豆とはどんなもの?気になる効能は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

皆さんは「白花豆(しろはなまめ)」を食べたことがありますか?豆には大豆や小豆などといろいろな種類がある中で、白花豆はひときわ大きく存在感のある豆なんですよ。白いんげん豆と似ていますが、二つには違いがあるんです。

この記事では白花豆の特徴や気になる効能について、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。

そもそも白花豆とは?

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白花豆とは「ベニバナインゲン」と言って、インゲンマメ属の植物のこと。名前の通り赤やオレンジ色の花を咲かせることが特徴ですが、白い花を咲かせる品種もあるんですよ。その中で種子も花も真っ白な品種のことを「白花豆」と呼ぶようになりました。

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日本では江戸時代に渡来しており、花が大きくてきれいなため、当時は観賞用として栽培されていました。食用として栽培されるようになったのは、大正時代のこと。冷涼な気象条件に適していたため、北海道で広く育てられるようになったんですって。

白いんげん豆との違いは?

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白いんげん豆と白花豆はズバリ、別の種類の豆です。二つの違いを比べていきましょう。

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まずは大きさの違い。白花豆のほうが、白いんげん豆よりも明らかに大きいです。また、食べたときの食感も異なっていて、白花豆は煮るとホクホクとした食感を楽しむことができます。その味も違い、白花豆は淡白でほんのりとした甘みがあるのが特徴。そのため他の食材と合わせやすく、料理やお菓子などに加えられることも。

白花豆の気になる効能とは?

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白花豆は栄養たっぷり!カリウムやカルシウム、鉄などのミネラルがたっぷりと含まれています。

また、白花豆はたんぱく質を豊富に含んでおり、脂質はほとんど含まれていないので、ダイエットにぴったりな高たんぱく食品なんです。腹もちがいいのもダイエット向きですね!

他にも腸内環境の改善に長けています。白花豆には食物繊維がたっぷりなので、腸の動きを活性化させ、便秘の解消などに役立ってくれます。腸内環境を整えることでデトックス効果も高まり、肌荒れ防止にも期待できますよ。

白花豆とは、「ベニバナインゲン」の中で種子も花も真っ白な植物のこと!

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白花豆とは、豆の中でもひときわ大きな種類の豆で、「ベニバナインゲン」の中でも種子や花が真っ白な品種のことを「白花豆」と呼ぶんです。白いんげん豆とは大きさだけでなく味や食感も違うので、ぜひ食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。

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