軍鶏は坂本龍馬の好物?軍鶏鍋(シャモ鍋)と呼ぶ理由は?フードマニア編集部が解説

軍鶏鍋は鶏の一種である軍鶏を使った醤油仕立ての鍋料理。歴史上の偉人である坂本龍馬の好物だったと言われていますが、その理由は?またどうして「軍鶏(ぐんけい)」と書いてシャモと呼ぶようになったのでしょうか?

ここでは鍋料理に関する本を多く出版しているフードマニア編集部が軍鶏鍋について解説していきます。

軍鶏鍋は坂本龍馬の好物だった?

画像素材:写真AC

実は坂本龍馬の好物が軍鶏鍋であることを確証する記録は見つかっていません。これは龍馬が暗殺された日、彼は軍鶏鍋を食べるつもりだったと伝えられています。結局、軍鶏鍋を食べる前に暗殺されたということですが、軍鶏鍋が龍馬の好物と言われるのは、このエピソードが元になっているのではないかと考えられているのです。

「シャモ」と呼ばれるようになった理由は?

画像素材:写真AC

「軍鶏(ぐんけい)」と書いてシャモと呼ぶのは、江戸時代に軍鶏が闘鶏(鶏同士を戦わせる競技)用としてタイから日本にもたらされ、当時のタイの呼称「シャム」にちなんで名づけられたのが由来。

軍鶏をシャモと呼ぶのはタイ(シャム国)が由来!

坂本龍馬の好物と言われる軍鶏鍋は、江戸時代にシャム(当時のタイ)からもたらされた時に、その国名にちなんでシャモと名付けられました。
料理に関する知識や歴史について知っていれば、より楽しくなること間違いなし!

※画像はイメージです
※「食事が楽しくなる 会話が広がる おいしいクイズ99」に掲載した内容を再編集しています