宇治金時とはどんなもの?名前の由来は?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

かき氷などで人気の抹茶好きにはたまらないスイーツ、宇治金時。夏の風物詩というイメージが強いですが、今では一年を通して親しまれています。宇治金時とはいったいどんなものなのでしょうか?名前にはどんな由来があるのでしょうか?

この記事ではお菓子マニア編集部が、宇治金時の特徴や名前の由来などについてわかりやすく解説していきます。

そもそも宇治金時とは?

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宇治金時とは、かき氷に小倉あんと抹茶シロップをかけたもののことで、抹茶を使ったスイーツの定番。主にお茶の産地として有名な京都で提供されています。

アイスクリームや白玉がトッピングされていることが多いですが、基本的には小倉あんと抹茶シロップがかかっているものを、宇治金時と呼ぶんです。

宇治金時の由来は?

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宇治金時とは、宇治と金時を組み合わせてできた言葉。京都の最高級のお茶として有名な宇治と、童話「金太郎」のモデルである坂田金時の名前が由来していると言われています。

坂田金時の肌が赤かったことから、赤い小豆のことを金時と呼ぶようになったのだとか。

宇治茶を使用しないといけないの?

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宇治茶が使われているものを宇治金時と呼びますが、京都から全国に広まった今、宇治茶を使用しなくても宇治金時と謳うケースが多くなりました。もし宇治茶を使った宇治金時を楽しみたい場合は、本場京都に足を運んでみてくださいね。

宇治金時の発祥は?

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宇治金時の発祥には諸説ありますが、その一つに、徳川家康が関わっていると言われています。かき氷を好んだ戦国武将が砂糖に抹茶をかけ、それに徳川家康があんこをのせて食べたのがはじまりなんだとか。今も京都をはじめ全国で愛される宇治金時、江戸時代にすでに食べられていたとは、、歴史に驚かされますね!

宇治金時とは小倉あんと抹茶を使用した歴史あるスイーツのこと!

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宇治金時とは、小倉あんと抹茶シロップを使用した日本の和を感じられるスイーツのこと。そのままでも十分美味しいですが、お好みでソフトクリームやシリアル、抹茶アイスを加えるとパフェにもなります。ぜひカフェや自宅で楽しんでみてくださいね。

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