梨の種類や選び方は?どんな歴史がある?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

シャリシャリとしたみずみずしい食感とさわやかな味わいが魅力の梨。梨といえばそんなイメージが強いかもしれませんが、西洋の梨はまた違った味わいがあるんです。梨にはどのような種類があるのでしょうか。

この記事ではお宝食材探検隊が梨の選び方や種類ついて解説していきます!

梨の種類はなにがある?

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梨は大きく分けると日本梨、中国梨、西洋梨の3種類がありますが、日本でよく食べられているのは日本梨です。この日本梨と中国梨は、シャリシャリの食感が特徴です。

日本梨は皮の色によって赤梨系と青梨系にわけられます。

青梨系の代表格と言えば、「二十世紀」という品種。もともとは明治26年に千葉県で発見されたものですが、現在は鳥取が名産地となっています。

赤梨は豊水、幸水、新水などが代表的です。赤梨には愛宕(あたご)という、平均1kg以上になる品種もあるんですよ。

西洋梨で一番有名なのはラ・フランスでしょうか。これは日本梨や中国梨とは違い、ねっとりとした口当たりが特徴です。また「追熟」という、収穫したあとに時間をおいて熟させるという食べ方をするなど、日本の梨とは全然違いますよね。

梨の選び方とは?

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梨の種類によって選び方も違います。日本梨であれば、硬い物が新鮮です。青梨はやや黄色く色づいたものを、赤梨は光沢のあるものを選ぶと良いですよ!中国梨でも同じような状態のものを選びましょう。

西洋梨の場合は、芳香が出てきて柔らかくなってきているものが食べ頃です。

梨は種類によって選び方が違う!

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日本梨や中国梨と西洋梨では選ぶ時に見るポイントが違うんですね。
日本梨は硬いもの、その中でも青梨はやや黄色いもの、赤梨は光沢のあるものを選ぶのがおすすめです!

日本梨と西洋梨では味わいがガラッと変わるので、ぜひどちらも手にとって味わってみてくださいね。

※画像はイメージです。
※「THE BOOK OF FRUIT おいしいフルーツの本」に掲載した内容を再編集しています。