見た目は悪いけど美味しい!モリーユ茸とはどんなキノコ?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

モリーユ茸という食材をご存知ですか?ひだの付いた不気味な見た目が特徴のキノコなのですが、実はその見た目に反して非常に香りが良いことで知られています。

この記事ではお宝食材探検隊が気になるモリーユ茸について解説していきます。これを読めばモリーユ茸を食べてみたくなること間違いなしです!

そもそもモリーユ茸とは?

一見気味の悪い見た目ですが…

モリーユ茸とはフランス料理で欠かせないキノコ類の一つ。日本では「アミガサダケ」の名前で知られていますが、蜂の巣状に窪みのある傘と、空洞になった内部が特徴的です。

一見敬遠してしまいそうなインパクトのある見た目ですが、乾燥させると非常に風味が良くなり、トリュフのように高値で取引されている食材なのです。ちなみに日本でも自生していますが、あまり収穫されることはなく、レストランなどで出されるものは大概輸入品になります。

弾力のある食感が特徴で、トリュフとはまた違った奥深い香りが食通の間で人気を呼んでいます。

どんな料理に合う?

クリーム系のソースにぴったりのモリーユ茸

モリーユ茸は「ヒドラジン」という毒を持つため、生で食べるのはNG。必ず加熱して食べる必要がありますが、バターで軽く炒めるだけでも美味しくいただくことができます。

特にフレンチやイタリアンの濃厚ソースとの相性が極めて良く、トリュフやポルチーニ同様クリーム系のソースと合わせるのがおすすめ。「見た目は悪いけど香りはトリュフより良い」という人もいるほどです。パスタやグラタン、肉料理の付け合わせとしても活躍します。

モリーユ茸とはフランス料理に欠かせないキノコのこと!

香りの良さはトリュフ並み!

昔の人がどうしてこれを食べようという発想に至ったのか不思議なところですが、今ではモリーユ茸はトリュフに次ぐ高級キノコ。見た目はイマイチですが非常に風味のいい食材なので、もし料理に使われていたら騙されたと思って食べてみてくださいね。