金糸瓜(錦糸瓜)とはどんなもの?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

金糸瓜というユニークなカボチャをご存知でしょうか。包丁を入れていないのに、実の内側がまるで麺のように細くほぐれるという摩訶不思議な野菜で、夏にぴったりのシャリシャリとした食感が特徴的です。

この記事ではお宝食材探検隊が不思議な食材、金糸瓜の特徴やその魅力について解説していきます。

そもそも金糸瓜(錦糸瓜)とは?

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金糸瓜はズッキーニなどに似たカボチャの一種。20~30cmほどの大きな実がなり、加熱することで果肉が文字通り糸のようにほぐれるのが特徴です。その様子から「そうめんかぼちゃ」や「そうめん瓜」とも称され、英語でも「スパゲッティ・スコッシュ(=スパゲッティ瓜)」と呼ばれています。

また金糸瓜は非常に長持ちする食材。手を加えず丸のままであれば数か月はもつとされています。また冷凍での保存も可能なので、その場合は茹でて繊維状にしたものを密閉できる袋に入れて保存するといいでしょう。

金糸瓜を使った料理

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金糸瓜は加熱をしても果肉のシャリシャリとした食感が損なわれないため、酢の物などとの相性が非常にいい食材です。まず金糸瓜のヘタと先の部分を切り落として5cmほどの輪切りにし、水から茹でていきます。箸が通る程度まで柔らかくなったら冷水に浸し、冷えたものをフォークなどで内側を引っかくようにするとパラパラと麺のようにほぐれていきます。

カボチャと言っても甘くなく、シャリシャリとクセのないさっぱりとした味わいなので、酢の物やマヨネーズ和えにぴったりです。

金糸瓜とは麵状にほぐれる瓜科の野菜のこと

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金糸瓜とは麺のように細くほぐれるのが特徴的な瓜科の野菜のこと。あまりスーパーマーケットなどで売られている野菜ではありませんが、もしお店で出されることがあったら、ぜひその食感と風味を味わってみてくださいね。

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