フヌイユとはどんなもの?お宝食材探検隊がわかりやすく解説
「フヌイユ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。フレンチレストランなどで度々見かける食材ですが、思わず意味を調べるためにスマホを取り出してしまった経験がある人もいるかもしれません。
ここでは気になるフヌイユという食材について、お宝食材探検隊が解説していきます。
そもそもフヌイユとは?
そもそもフヌイユとは「ウイキョウ」を意味するフランス語。英語名ではフェンネルと呼ばれ、せり科の植物の一種です。西欧では古くから親しまれている食材ですが、日本ではまだメジャーな野菜とは言い難く、レストランなどで使われるのが一般的。
フェンネルは主に2つのパートに分けられます。一つがハーブとしても使用される葉の部分。そしてもう一つが茎の根元にできる白いカブのようなものです。また種は甘い香りと苦みがあり、香辛料として使われるなど、余すところなく食べられる野菜。
フヌイユの美味しい食べ方
フヌイユは食べる部分によってさまざまな調理方法が考えられます。たとえばハーブとしても使われる葉はスープなどの香りづけに使ったり、生のままサラダに使うのに向いています。
一方、カブのような見た目が特徴的な根元の部分。こちらは生のままだとセロリのような食感がするため、料理のアクセントに加えられることが多いです。また加熱すると玉ねぎのような甘さに変化するので、シンプルに炒めたり煮込み料理に入れるのもおすすめ。そして香辛料になる種はカレーにもよく使用されるなど、幅広い料理に使うことができます。
薬にもなるフヌイユの効能とは
実は漢方の材料としても使われるフヌイユ(ウイキョウ)。胃腸の働きを促進する効果があり、胃痛の軽減やお腹の張りにも効くとされています。またダイエットにも効果があると言われているので、ぜひとも積極的に食べたい野菜の一つです。
フヌイユとはせり科ウイキョウ属の野菜のこと!
「フヌイユ」や「フェンネル」、「ウイキョウ」はすべて同じ野菜を指す言葉。日本ではまだ馴染みのない食材ですが、葉も茎も球根も種も食べられる優秀な野菜の一つです。これからもっと一般的になると予想される食材なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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