愛玉子(オーギョーチー)とはどんなもの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説
みなさんは台湾スイーツと言われて何を思い浮かべますか?マンゴーかき氷や台湾カステラなど、人ぞれぞれ頭に浮かべるものは違うと思いますが、中でも「愛玉子(オーギョーチー)」は地元の人から長く愛される台湾の名物スイーツの一つです。
この記事ではお菓子マニア編集部が気になる愛玉子の特徴やその魅力について解説していきます。
楊貴妃も愛した「愛玉子」とは?
そもそも愛玉子(オーギョーチー)とは、世界でも台湾でのみ自生する「愛玉子」という植物を使って作られるスイーツのこと。ゼリーのようなぷるぷるとした食感が特徴で、かの有名な楊貴妃も愛したスイーツとして知られています。
「愛玉子」は実を水の中で揉むとペクチンと呼ばれる食物繊維の一種が溶け出し、水を固めるという性質があります。ゼラチンと違い常温でも固まるのが特徴で、それで作られる愛玉子ゼリー自体には味はついておらず、上からレモンシロップなどをかけて食べるのが一般的です。
本場台湾では夏になるとよく見かけるようになるスイーツで、屋台やカフェなどさまざまな場所で食べることができます。
デトックス効果も期待できる?!
愛玉子に含まれるペクチンは水溶性の食物繊維。そのため腸の調子を整えるデトックス効果が期待できます。さらに美白効果があるとされるアルブチンなども含まれていて、現地では美容食として親しまれているのです。
愛玉子とは台湾名物のゼリーのこと!
現地ではマンゴーかき氷に並ぶ人気を誇る愛玉子ですが、日本でいまいち大ブレイクしないのは、原料である愛玉子が台湾でしか自生していないという点にあります。とは言っても日本国内で愛玉子を食べられるお店もあるので、ぜひメニューに見つけたらトライしてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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