夏が旬の野菜大特集!旬の野菜を知って夏を楽しもう!お宝食材探検隊がご紹介

夏が旬といえば、で思い浮かべる野菜はありますか?この記事では夏が旬のお野菜をドドーンと12種ご紹介!旬の野菜を食べて夏を味わいましょー!

夏が旬の野菜12選!

ナス

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ナスはインドが原産とされるナス科の一年草で、日本では奈良時代に入ってきたと言われています。もともと原産地周辺では白や緑色のものが一般的で、卵のように見えるから英語ではEggplant(たまごしょくぶつ)と呼ばれるんですって。

中長ナス、長ナス、大長ナス、米ナスなど形もいろいろ。ナスは暖かい時期に採れる野菜なので、冷蔵庫に入れると傷みが早くなるのでお気をつけて。使う用途は非常に幅が広く、油との相性は抜群ですよ。

枝豆

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枝豆とは大豆の未成熟の豆のことを指し、完熟すると大豆になります。植物分類学上、枝豆は野菜類に属しますが、大豆は豆類になりますよ。枝豆は一本の主茎から100個程度の実を収穫することができます。

ただ、花の7~8割は落ちてしまい、実になるのは2~3割程度なんだとか。枝豆は鮮度が命ですので、新鮮なうちにゆでて食べるか、冷凍するのがおすすめ。

キュウリ

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キュウリとは「黄瓜」が語源とされ、大きく完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したもの。みずみずしくさわやかな風味を味わうことができます。

キュウリの約95%は水分で、カリウムが比較的多く含まれています。表面のイボイボがとがっていて、全体にハリのあるのは鮮度がいい証。キュウリは乾燥と低温が苦手なので、早めに食べきるのが基本です。

トマト

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トマトはナス科トマト属の一年生果菜で、原産地はアンデスの高地。当時は毒を持っていると思われており、観賞用だったのですが、19世紀になって食用として広く栽培されるようになりました。

トマトには昆布にも多く含まれているグルタミン酸が豊富なので、焼いたトマトや乾燥焼きしたトマトをラーメンやうどんにトッピングすると旨味が増しますよ。

丸ナス

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丸ナスとは、いろいろなナスの中で、その形が丸いタイプの総称。よく見かける丸ナスは野球のボールくらいのサイズが一般的です。皮の色はほとんどが濃紺から濃い紫色で、普通のナスより肉質が固めのものが多いですよ。

水分が多い野菜なので光沢のあるものが新鮮です。単に丸ナスといっても、その種類は京都の賀茂ナスや滋賀の杉谷なすびなどの他、イタリアのプロスペローザなども含めると10種類以上あります。もっと気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

ピーマン

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ピーマンはトウガラシの仲間で、甘味があり楕円形のものがピーマンと呼ばれています。緑色のピーマンは未熟なうちに収穫したもの、完熟させたものが赤ピーマンになるんですって。

福井県には、ピーマンの葉を炒り煮する郷土料理もあり、ピーマンの葉は、甘辛く煮たり、炒めたり、つくだ煮にしてもおいしいです。家庭菜園もしたくなりますね。

オクラ

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オクラはアオイ科の植物で、原産地はアフリカ。切り口が星のような形をしていて、独特のぬめりととろろに似た風味を楽しむことができますよ。

そんなオクラは、ハイビスカスのような美しい花をつけるんです。しかも、その花びらを刻むと、同じようにねばるんですよ!

トウモロコシ

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トウモロコシはイネ科の一年生植物で、コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことから、世界各地で栽培されるようになりました。日本では明治時代、北海道開拓を機に本格的な栽培が始まったんですって。

一般的に食べられているのは、トウモロコシの中でも甘味種の「スイートコーン」。トウモロコシのひげは「南蛮毛」と中国では呼ばれ、乾燥させてお茶に利用されてきました。カリウムが豊富でダイエット効果もあるんだとか。

ニラ

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ニラ(韮)はネギ科ネギ属の野菜で、滋養強壮効果の高さから、古くから漢方薬として利用されてきました。「古事記」や「万葉集」にも出てくるんですよ。強い香りは肉の臭み消しにもなり、ビタミンB1の吸収も促してくれるので、肉料理との相性は抜群です。

この強い香りの元であるアリシンは、血行を良くして体を温めて、胃腸の働きを助けてくれますよ。雨を冒(おか)して韮を剪(き)る―雨の中、わざわざニラを切って饅頭を作ったという故事により、来訪客を喜んでもてなす意味の中国のことわざもあります。

カボチャ

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カボチャ(南瓜)とは、ウリ科カボチャ属の蔓性植物になる果菜の総称のこと。戦国時代にポルトガル人が種子島に漂着した際に、鉄砲とともにカンボジアから持ち込まれたものが伝わったとされているんですって。

現在日本で栽培されているものは大きく分けて日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類があります。冬至にカボチャを食べると風邪をひかないという言い伝えもあるんですよ。

ズッキーニ

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見た目はきゅうりのようですが、「ペポカボチャ」に分類されるカボチャの仲間なんです。イタリア料理やフランス料理などにもよく使われます。実が完全に熟すのを待たず、若い間に収穫します。

日本で広がり始めたのは1980年代から。現在ではほぼ国産で、生産量日本一は長野県。2位は富山県。ラタトゥイユの具材としてが有名ですが、薄くスライスして生で食べることもできますよ。

ゴーヤ

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ゴーヤとは沖縄で古くから食べられてきた野菜で、熟す前の未熟果を食べます。別名は苦瓜。独特の苦みが魅力ですが、苦手な方は塩もみして熱湯をかけると苦みを和らげることができます。最近では、苦みの少ない白いゴーヤも出てきていますよ。

ゴーヤはビタミンCとカリウムが豊富。カリウムは筋肉の収縮を調整してくれます。独特の苦み成分の一つであるモモルディシンは胃酸の分泌を促して食欲を増進させてくれますよ。

夏に旬の野菜を知って、夏バテを乗り切ろう!

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いかがでしたでしょうか。旬であるこれらの野菜を料理に取り入れて、夏のご飯をもっと楽しみたいですね。美味しいものを食べながら、楽しく夏バテ予防してみませんか?

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