塩コーヒーってどんなもの？どんな味がするの？カフェレス子がわかりやすく解説！

コーヒー大国として知られるエチオピアには、「塩コーヒー」というちょっと変わったコーヒーの飲み方があります。一体どんな味がするのか、なぜ塩を入れるのか気になりますよね。

この記事ではカフェレス子が、塩コーヒーの特徴やその味について解説していきます。

そもそも塩コーヒーとは？

塩コーヒーとは、エチオピアで伝統的に飲まれているコーヒーの一つで、その名の通りコーヒーに塩を加えたものを指します。
エチオピアには「コーヒーセレモニー」と呼ばれる茶道のような儀式があり、2杯目に必ず塩コーヒーが振る舞われます。塩コーヒーは一見すると新しいアレンジコーヒーのようですが、意外にも歴史があるんですよ。

どんな味になる？

日本ではミルクや砂糖を入れるのが一般的なので、コーヒーと塩は変な組み合わせに聞こえますよね。しかし、実は塩を入れることでコーヒーの苦みや酸味を抑えて、まろやかな風味にすることができるんですよ！
もちろん入れすぎると塩辛くなってしまいますが、ひとつまみほどであれば、余計な角がとれて奥深い味わいになります。

これは味覚の「抑制効果」というものが働いていることで起きる現象。人間は甘味、塩味、苦味、酸味、旨味の5つの風味を感じ取れますが、2つの風味を同時に感じると、どちらかの風味が弱くなるという特性があります。
塩コーヒーはこの原理を利用しているので、酸味や苦味が強いコーヒーを飲む時や、煮立ちすぎて苦くなってしまったコーヒーに塩を少し加えると美味しく飲むことができるというわけです。

塩コーヒーとはエチオピアで伝統的に楽しまれているコーヒーの飲み方！