ローズマリーとはどんなもの?その効能は?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
数あるハーブの中でも有名なローズマリー。名前は聞いたことがあっても、どんな効能があるのか、知らない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではフードマニア編集部が、気になるローズマリーの特徴や効能についてわかりやすく解説していきます。
そもそもローズマリーとは?
ローズマリーとは、原産地が地中海沿岸でシソ科マンネンロウ属のハーブのこと。11月~5月に青紫のかわいい花を咲かせます。力強く存在感のあるスキッとした爽快感のある香りが特徴的で、主に料理やハーブティーなどで使われています。料理だけではなく、お部屋の消臭剤や掃除用品などにも加工されているんですよ。
羊肉、豚肉、イワシや鯖などクセの強い食材の臭み消しに役立ったり、鶏肉やジャガイモなど淡白な食材の風味付けにも活躍してくれます。パンやお菓子のアクセントとして用いられたり、トマトやニンニクとも相性抜群で、イタリア料理やフランス料理には欠かせないんだとか。
ローズマリーの花言葉は?
ローズマリーの花言葉は「記憶」「思い出」「追憶」など、記憶や思い出の象徴とされています。古代からローズマリーは神秘的な力を持つと信じられており、紀元前4~5世紀ごろの古代ギリシャでは、記憶力がよくなるようにと、学生たちが髪にローズマリーの小枝をさして勉強したというエピソードが残っているんだとか。また、魔除けや儀式にもよく使われていたんですよ。ちなみに、ローズマリーを漢字で書くと「迷迭香」。
ローズマリーの名前の由来ですが、ラテン語で海のしずくを意味する「ロス・マリヌス」から来ていて、これは海岸沿岸に自生していることと、花の色が青いことが由来なんですって。
英名では「聖母マリアのバラ」と呼ばれ、女性の名前にも選ばれているんですよ。
ローズマリーの効能は?
ローズマリーは、健康や美容など人体に様々な効果をもたらすと考えられています。まず初めに抗菌・抗酸化作用。ローズマリーは老化のもととなる活性酵素を除去する成分を多く含んでいるため、アンチエイジングにも効果的です。そのため、「若返りのハーブ」とも呼ばれていますよ。
次に血行促進。ローズマリーには、弱った血管を強くする働きを持つジオスミンという成分が含まれているんです。また、ローズマリーに含まれるロスマリン酸と呼ばれる成分は、花粉症などのアレルギー症状の原因となるヒスタミンを抑制する作用を持っています。ロスマリン酸には不安を和らげる効果もあるといわれていて、気分を高揚させてくれますよ。
ローズマリーとは、一年中楽しむことができる効能たっぷりのハーブのこと!
ローズマリーとは、常緑低木のため季節を問わず、マンションのベランダでも楽しむことができるハーブです。料理やハーブティーはもちろん、消臭剤などにも使われています。血行促進やアレルギー症状の緩和などたっぷりの効能を持っていますので、料理のおともやハーブティーとして、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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