リースリングとはどんなもの?おともに合う料理もご紹介!ワインざんまいがわかりやすく解説
皆さんは「リースリング」という、ワインに使われるぶどうの一種をご存じですか?このブドウはドイツを代表とする白ワイン用ブドウ品種で、爽やかな辛口から甘口のワインまで造られているんです。
そんなリースリングとはどんなものなのでしょう?そこでこの記事ではワインざんまいが、このワインに合う料理とともに特徴などをわかりやすくご紹介していきます。
そもそもリースリングとは?
リースリングの古くは15世紀ごろの文献にも登場している、ドイツを代表する白ワイン用のブドウ品種。世界各地で栽培されていますが、その大半をドイツが占めています。シャルドネやソーヴィニョン・ブランと並び、優れた白ワイン用の高級ブドウの品種として、多くのワイン愛好家に愛されているんですよ。
「リースリング・ルネッサンス」と呼ばれるように、1990年後半から世界的にリースリングの人気が高まり、現在ドイツでは、栽培されている白ワイン用のブドウ品種のうち、20%以上を占めているのがリースリングなんです。
イギリスには「GOOD HOCK(良いポックを飲めば医者はいらない」ということわざがあります。HOCKとはイギリスで、ドイツのリースリングのことをいいます。
リースリングは房が小ぶりで粒は小さくて丸く、淡い緑色から黄金色をしています。寒さに強く冷涼な気候を好み、やせた土壌に適しています。辛口から、遅摘みワインやアイスワインなどの甘口まで造られています。生き生きとした上品な酸味で、熟成された凝縮感のある味わいを楽しむことができます。白い花や洋ナシ、はちみつなど華やかでほんのりと甘い香りをしていますよ。
リースリングとよく合う料理は?
リースリングは甘口と辛口で相性のいい料理が変わってきます。辛口のリースリングにはソーセージやベーコンなどの香りがある豚肉料理がぴったり。ほかにはザワークラウトなど、ドイツでビールとともに楽しまれている料理がよく合います。甘口にはフィナンシェなどの焼き菓子、クリームチーズ、甘酸っぱいデザートなどがおすすめですよ。
リースリングとは、ドイツを代表する高級な白ワイン用のブドウ品種のこと!
リースリングとは、ドイツを代表する白ワイン用のブドウ品種のこと。シャルドネやソーヴィニョン・ブランと並ぶ白ワイン用の高級ブドウ種のうちのひとつで、辛口から甘口まで様々な口当たりを楽しむことができます。ぜひご賞味あれ!
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