ピクルスとはどんなもの?マリネやザワークラウトとの違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説

ピクルス(picles)といえば、ハンバーガーに挟まっているキュウリの漬物、あるいはタルタルソースに使われているといった印象がありますよね。実はこのピクルス、キュウリの漬物だけでなく、玉ねぎやニンジンなど様々な食材で作られる西洋の漬物の総称なんです。

この記事ではフードマニア編集部が、ピクルスの特徴やマリネ、ザワークラウトといったほかの漬物との違いをわかりやすく解説していきます。

そもそもピクルスとは?

画像素材:iStock

ピクルスとは、酢や香辛料をベースに、キュウリ、ニンジン、ピーマンのような歯切れのいい野菜などを漬け込んだ酢漬けのことで、和食でいうところの「漬物」にあたります。野菜を漬けるイメージが強いですが、豚足やニシンなどの肉類、魚介類などでも作られますよ。

また、お酢と食塩をメインに作られるものは「サワー型」、砂糖を加えて酸味を抑えたものは「スイート型」と呼ばれています。

漬物なので添え物の印象もありますが、私は玉ねぎのピクルスをスープの具にしたり、ピクルスをマカロニサラダやポテトサラダに加えるのが好きです!

マリネとの違いは?

画像素材:iStock

マリネとは、酢や油を使った調味液に食材を漬けること、あるいは漬けられた料理名を指します。マリネについて詳しく解説している記事もありますので、よければこちらも参照してくださいね。

マリネはマリネ液に食材を短期間漬けることで、ハーブなどの香り付けをしたり食材を柔らかくしたりする意図があります。比べてピクルスは酢をベースにした調味液に漬けることで、一定期間日持ちさせるのが主な目的。つまり、調理方法や調理時間、そして長期保存できるかどうかが両者の違いというわけですね。

ザワークラウトとの違いは?

画像素材:iStock

ザワークラウトとは、ドイツ発祥のキャベツの漬物のこと。ピクルスと同じように爽やかな酸味を楽しむことができますよ。こちらはお酢などを使わずに、キャベツの葉に付いている乳酸菌で発酵させるのが特徴で、主にソーセージの付け合わせとして提供されています。

ピクルスとは、野菜などを酢に漬け込んで作る西洋の漬物のこと!

画像素材:iStock

ピクルスとは、酢や香辛料をベースに、キュウリやニンジン、ピーマンのような歯切れのいい野菜などを漬け込んだ酢漬けのこと。甘酸っぱい爽やかな味わいを楽しむことができるピクルス。おつまみやサンドイッチの具材などさまざまなシーンで活躍してくれますので、ぜひピクルスを使った料理を作ってみてくださいね。

※画像はイメージです。