ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

イタリア料理をはじめ、地中海沿岸地域の料理で欠かせない「オリーブ」。オードブルの一つとしてそのまま食べられるほか、オイル加工をしてあらゆる料理に使われていますよね。そんなオリーブですが、黒色のものと緑色のもの、2つの種類を見かけたことはありませんか?

この記事ではお宝食材探検隊が、ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いについて解説していきます。

そもそもオリーブとは?

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ご存知の方も多いかと思いますが、オリーブとは地中海地域が原産の常緑高木の植物のこと。私たちが食用としているのは熟したオリーブの果実で、塩漬けやオイル漬けにされるほか、果汁を絞ってオリーブオイルとして出荷されます。

太陽の日差しを好むことから「太陽の樹」とも呼ばれ、イタリア料理やスペイン料理では欠かせない食材なんですよ。

ブラックオリーブとグリーンオリーブって何が違う?

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真っ黒なブラックオリーブと、鮮やかな緑色が特徴的なグリーンオリーブ。別の品種のように思われるかもしれませんが、実はこの2つの違いは収穫時期にあります。

まず、グリーンオリーブは完熟前に収穫した若いオリーブのこと。アクが強いですがフレッシュな風味とオリーブ特有の香りが強く感じられます。その香りの良さを活かしてオリーブオイルに加工されることが多く、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれています。

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一方、ブラックオリーブとはグリーンオリーブが完熟して黒くなったものです。ほのかな甘みと柔らかい果肉が特徴で、オイル漬けにしてそのまま食べられるほか、パスタやピザの材料として使われることも多いんですよ。一般的に「オリーブ」と言うと、こちらを思い浮かべる人が多いかもしれませんね。

グリーンオリーブはオリーブを早く収穫したもの!

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グリーンオリーブとは完熟前に収穫したオリーブのことで、渋みはありますがそのフレッシュな香りが魅力です。完熟したブラックオリーブとは風味も食感も全く異なるので、ぜひ食べ比べてそれぞれに適した料理に活用してみてくださいね。

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