ミョウガとはどんなもの?種類があるの?選び方は?物忘れがひどくなるとの噂とは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

ショウガとよく似た名前の「ミョウガ」、皆さんは食べたことがありますか?その名の通りショウガの仲間であり、本州から沖縄まで自生していて、日本各地で栽培されているミョウガですが、実は日本以外ではあまり食用とされていないんだとか。また、ミョウガには物忘れに関する逸話があるんですって。

この記事ではミョウガの特徴や気になる噂について、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。

そもそもミョウガとは?

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ミョウガはショウガ科ショウガ属の植物で、名前の通りショウガの仲間です。日本各地で栽培されていて、日本ではなんと3世紀の書物に書かれているほど古くから親しまれています。ですが、ショウガを「jingers」、ミョウガを「Japanese jingers」という英名からわかるように、食用として栽培されているのは日本だけだと言われているんですって。

ミョウガには種類がある!美味しいものの選び方は?

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ミョウガには二つの種類があって、まずは普通のミョウガ。こちらは「花ミョウガ」とも呼ばれ、花が咲く前の蕾を食べます。美味しい見分けかたは、色ツヤがよく、丸みがあって身が締まっているものを選ぶといいですよ。

もう一つは成長したミョウガの若い茎を食べる「ミョウガタケ」。こちらは茎が白く、ほんのり紅色に赤みづいたものがおすすめです。

ミョウガを食べると物忘れがひどくなるって本当?

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もちろん、ミョウガを食べても物忘れがひどくなることはありませんが、この話は釈迦の故事に由来しているんですって。というのも、釈迦には、自分の名前も覚えられないほどに物忘れのひどい弟子がいて、自分の名前を書いた名荷(名札)をかけさせたのですが、彼はそのことすら忘れてしまったんだとか。その彼が亡くなった墓から生えた植物を、「名荷」と同じ音であることから「茗荷」と呼び、これが物忘れの代名詞になったんですって。

ミョウガとは、物忘れの故事があるショウガの仲間のこと!

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ミョウガとは、ショウガ科ショウガ属の植物で、ショウガの仲間のこと。花ショウガとショウガタケの二種類があって、どちらも美味しく食べることができます。食べても物忘れがひどくなることはありませんが、故事から「茗荷」とも名付けられたんですね。このことをぜひ家族やご友人に話してみてはいかがでしょうか?

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