ミンスパイとはどんなもの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

みなさんは「ミンスパイ」というクリスマスのお菓子をご存知でしょうか。ひと口サイズの小さなパイ菓子で、日本ではあまり一般的ではありませんが、イギリスでは古くから食べられているスイーツの一つです。

この記事ではお菓子マニア編集部がミンスパイの特徴や、その歴史について解説していきます。

そもそもミンスパイとは?

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ミンスパイとはイギリスで伝統的に食されている、クリスマスを祝うお菓子のこと。ひと口サイズの小さなパイ菓子は、中にドライフルーツやナッツなどのフィリングが詰められ、上から星や十字を模ったパイ生地が被せられます。

ミンスパイで使用されるフィリングは「ミンスミート」と呼ばれていますが、この「ミート」というのは、かつてミンスパイが挽き肉で作られていた時の名残。それが時代と共に肉が使われなくなり、現在の甘いお菓子へ変わっていったとされています。

主にリンゴやレーズン、レモンなどの柑橘類が使われるミンスミート。砂糖とブランデー、そしてシナモンなどの香辛料と共に煮詰められ、フルーツの甘酸っぱさとスパイスの香りが口いっぱいに広がるスイーツになるのです。

ミンスパイの歴史

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ミンスパイの発祥については諸説ありますが、13世紀に十字軍が中東より持ち帰ったパイ料理がミンスパイの起源ではないかと言われています。かつてはパイ生地でゆりかごをかたどり、上からイエスキリストを象徴する小さな像を入れていたとされ、彼の誕生を祝う料理として浸透しました。

17世紀に起きたピューリタン革命の際には、ミンスパイが偶像崇拝にあたるとされ、一時発売が中止されていましたが、その後ヴィクトリア王朝時代に復活。この時から、肉を使ったミンスパイではなく、現在の甘いミンスパイに変わったとされています。

ミンスパイとはイギリスを代表するクリスマスのケーキのこと!

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ミンスパイとはイギリスのクリスマスには欠かせない手のひらサイズのお菓子のこと。この時期になるとイギリスでは街中にミンスパイが並び、イエスキリストの誕生を祝うのだとか。市販のパイシートを使えば家でも簡単に作ることができるので、今年の冬はミンスパイを食べてイギリス流のクリスマス過ごしてみては?

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