肉の焼き加減は何種類ある?美味しい焼き方は?フードマニア編集部がわかりやすく解説
高級レストランやステーキ店で「焼き加減はどうなさいますか?」と聞かれた経験はありませんか?答えに困って「普通で大丈夫です」と答えたら、思っていた焼き加減と違った…なんて、よくある話ですよね。
この記事ではフードマニア編集部が焼き加減の種類と、美味しい焼き具合について解説していきます。
基本の焼き方「レア」「ミディアム」「ウェルダン」とは
もっとも定番の焼き方は「レア」「ミディアム」「ウェルダン」の3種類。ご存知の方も多いと思いますが、「レア」は表面だけ強火でサッと焼くこと、「ミディアム」は切った時の断面がほんのりピンク色の状態、「ウェルダン」は赤みが残っておらず、中まで火が通っている状態を指します。
お肉の焼き具合は基本的にこの3つを覚えておけば問題ありません。また、通常「普通で」と注文した場合出てくるのは「ミディアム」であることが多いです。ただ「普通」の基準は人それぞれなので、ハッキリと焼き加減を指定できるとトラブル回避に繋がります。
細かくオーダーしたい場合は?
では「レアよりは焼いてほしいけど、ミディアムまでは焼いてほしくない」といった細かい注文をしたい場合にはどうすればいいのか。
そういった時に使えるのが「ミディアムレア」「ミディアムウェル」といった表現です。それぞれ「ミディアムとレアの中間」「ミディアムとウェルダンの中間」といった意味になり、焼き方にこだわりたい人はこういった注文の仕方もおすすめです。
また使う機会はあまりありませんが、完全に生の状態のものは「ロー」、表面を数秒焼いたものは「ブルー」、お肉全体に火が通ってピンク色の部分がほとんどない状態のものを「ウェル」、完全に焼きあがったものを「ベリー・ウェルダン」と呼びます。
どの焼き方がおすすめ?
これは好みにもよりますが、特に強いこだわりがないのであれば、焼き方は「お任せ」にするのが1番です。店員はお客よりずっとそのお肉の美味しい食べ方を心得ています。迷ったら、シェフが1番美味しいと思う焼き方でお願いすれば間違いはないでしょう。
「普通で」というオーダーはトラブルの原因に!
迷った挙句「普通で」「良い感じに」と濁して答えてしまいがちなお肉の焼き加減。一度いろんな焼き加減を試して自分の好みに合うものを見つけてみるのも楽しいですが、こだわりがないのであれば「お任せ」にしてしまうのが確実です。ぜひ焼き加減を尋ねられた際は試してみてくださいね。
※画像はイメージです。
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