野菜ってどんな切り方があるの?基本の形を10種ご紹介!フードマニア編集部がわかりやすく解説
多くの料理において必要なのが「野菜を切る」こと。切り方にもたくさんの種類があって、料理によって切り方を変えることで味がしみこみやすくなったり、煮崩れしにくくなったりするんですよ。
この記事では野菜の切り方を10種類たっぷりとご紹介していきます。
野菜の基本的な切り方10種!
輪切り
なす、にんじん、ダイコンなど、切り口がわっかになる棒状の野菜を、そのまま円形に切っていきます。幅は料理によって様々。一定の幅で切っていきましょう。
いちょう切り
ダイコン、にんじんなどの切り口の丸い材料を縦半分に切って、さらに縦半分に切るとイチョウの形になります。端から厚みをそろえるようにして切っていきましょう。
くし形切り
櫛(くし)のような形に切るので「くし形切り」といいます。丸いものを縦半分に切って、安定する平らな方を下にして芯などがあれば取り除いていきます。料理によって幅を変えて、放射状に切っていきます。トマトなどの柔らかな素材は、反対向きで切ってもOKですよ。
薄切り
野菜をそのまま、または半分に切ってから、端から薄く切っていきます。繊維にそって切ることを「縦薄切り」、繊維に対して垂直に切ることを「横薄切り」と言いますよ。
平らな面を下にして、端から薄く切っていきます。幅は1~2mmが目安です。
みじん切り
野菜を細かく切り刻む切り方で、例えば玉ねぎの場合、縦半分に切り、切り口を下にします。根本を切り離さないようにタテに細かく切れ目を入れていきましょう。
次にたまねぎを半回転させ、包丁を横にして2~3本切れ目を入れます。それから包丁をたてに戻し、端から細かく切っていきます。
千切り
長さは4~6㎝、幅は1~2mmに切っていきます。キャベツのほか、ダイコンやキュウリ、にんじんなどに使われることの多い切り方です。
キャベツの場合は、切りやすく丸めてから端から1~2mmの幅に切っていきます。ダイコンやにんじんなどは、厚さ1~2㎜の板状に切ってから、重ねて千切りにしましょう。
乱切り
切り口が丸く細長いなす、にんじん、ゴボウなどの材料を、くるくる回しながら不規則な形に切っていきます。形は不規則でも、大きさはそろえて切りましょう。切り口がたくさんできるので、火の通りがよくなるんですよ。
飾り切り
野菜を見栄えが良くなるように美しく切る方法です。にんじんやダイコンなどを花形にしたり、シイタケに切れ込みを入れたりします。今回は簡単なねじりこんにゃくをご紹介。
8㎜ほどにしたこんにゃくの中心を、包丁の先で4㎝ほどの切り込みを入れます。切り込みにこんにゃくの片側をぎゅっと差し込むと、こんにゃくがねじれて出来上がりです。
小口切り
ネギやキュウリなどの細長いものを、端から同じ幅に切っていく方法です。小口とは元々切り口のことをいいますが、料理用語では材料の端を指しているんですって。
端から一定の幅で切っていけば完成です。
ざく切り
青菜やキャベツなどの葉野菜を、ざくざくとおおざっぱに切る方法。根元がある場合は切り落として、3~5㎝幅に切っていけば完成です。
野菜の切り方には様々な方法がある!
いかがでしたか?野菜の切り方には様々な種類があって、野菜や作る料理によって適切な切り方があるんです。野菜を切るのが苦手!という方は、ぜひ今回紹介した切り方で基本を抑え、料理を楽しんでくださいね。
※画像はイメージです。
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