グラナパダーノとはどんなもの?パルミジャーノ・レッジャーノとの違いは?ぎゅうぎゅうミルクがわかりやすく解説
皆さんは「グラナパダーノ」というチーズを食べたことがありますか?イタリア生まれの超硬質大型チーズで、本場イタリアではどこの家庭にもあるなじみ深いチーズで、食卓の相棒として愛されているために「キッチンハズバンド」とも呼ばれているんですって。
すりおろしてパスタやピザに振りかけるほか、ミルクのマイルドな味わいを楽しめるのでそのまま食べてもおいしいチーズなんですよ!
この記事ではグラナパダーノの特徴や美味しい食べ方について、ぎゅうぎゅうミルクがわかりやすく解説していきます。
そもそもグラナパダーノとは?
グラナパダーノとはイタリア生まれのチーズで、冷蔵庫には欠かせない「キッチンハズバンド」と呼ばれるほど、本場ではどこの家庭にもあるハードチーズの一つです。牛乳を原料とする超硬質の大型チーズで、外皮が厚く茶褐色で硬いのが特徴です。
香ばしくナッツのような香りを持ち、濃厚な味わいが特徴です。しっとりしていてくちどけがよく、ミルクの風味が豊かなので、そのまま食べるのも美味しい一品ですよ。
名前の由来や歴史は?
グラナには「粉状」という意味があり、パダーノはアルプス山脈からアドリア海にかけて流れるポー河流域の平野部を意味しています。チーズがぽろぽろと細かくなることと、ポー河流域で生産されていることから、グラナパダーノと呼ばれているんですね。
また、グラナパダーノは古い歴史を持っていて、1135年にイタリアのキアラヴァッレ地方の修道院で、余った牛乳を保存するために作られたと言われています。
パルミジャーノ・レッジャーノとの違いは?
パルミジャーノ・レッジャーノはグラナパダーノとよく似たハードタイプのチーズなのですが、日本では有名なこのチーズ、実はイタリアではグラナパダーノのほうが生産量が多いんです。
二つの違いはいくつかあって、まず一日の製造回数の違いがあります。パルミジャーノ・レッジャーノは一日一回なのに対して、グラナパダーノは二回作ることができます。なぜかというと、パルミジャーノ・レッジャーノは伝統製法を守るために一回しか作ることができないんだとか。
また、熟成期間にも違いがあります。パルミジャーノ・レッジャーノは最低12か月の熟成が必要なのに対して、グラナパダーノは最低9か月間と短いんです。早く製品として売りに出せることから、グラナパダーノはパルミジャーノ・レッジャーノよりも安く販売されているんですよ。
グラナパダーノとは、イタリアで食卓のお供として愛されている超硬質チーズのこと!
グラナパダーノとはイタリア生まれのチーズで、本場ではどこの家庭にもある、牛乳を原料とした超硬質なチーズのこと。しっとりして口どけのいい、ミルクの風味を楽しめるグラナパダーノ、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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