グランデセールとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説
フレンチの高級店などを訪れると時折見かける「グランデセール」という言葉。なんとなく意味は分かっていても、どんな役割があるのか意外と知らない人は多いはず。
ここではふれんちハンターがそんなグランデセールの特徴や役割について解説していきます。これを読めばフレンチレストランでの食事がもっと楽しくなりますよ。
そもそもグランデセールとは?
グランデセールとはコース料理におけるメインのデザートのこと。お店によってはデザートの前に小さな菓子が提供されることもあり、それと呼び分けるために「アヴァンデセール(デザートの前の菓子)」「グランデセール(メインのデザート)」と名前がついています。
どんなものが出るの?
デザートの中では1番の見せ場になるグランデセール。思わず写真を撮りたくなるような、可愛らしく華やかな盛り付けが施される傾向にあり、パティシエの腕の見せ所でもあります。
お店によってどんなデザートを提供するかは異なりますが、基本的にここまでのコースの内容を踏まえて決められることが多いです。もちろん見た目だけでなく味も重要で、主張が強すぎるとコース料理のバランスを崩しかねませんし、逆に主張が弱いと印象に残らない。またここまでフルコースを食べてきて、さらに追い打ちをかけるような甘ったるいデザートでは胃がもたれてしまいます。実はデザートはさまざまなことを考慮して作られているお皿なのです。
グランデセールの役割は?
コースの最後を締めくくるデザートは、最も印象に残りやすいお皿の一つ。どれだけこれまでのコース内容が素晴らしくても、デザートがパッとしないとがっかりしてしまいますよね。
そのため各店工夫を凝らしているお皿であり、目の前で仕上げるなどの「魅せる演出」を行っているところもあります。個性が出やすいお皿なので注目してみると面白いですよ。
グランデセールとは主役となるメインのデザートのこと!
グランデセールとはデザートの主役となるお皿のこと。パティシエが最も力を注ぐ部分なので、フルーツやソースなどを使用して華やかに仕上げられます。ぜひパティシエのこだわりなども感じながら楽しんでみてくださいね。