日本初のコーヒー店はどこ?カフェマニアが解説
日本で最初のコーヒー店は、意外と古く、明治21(1888)年4月13日オープンしました。そのお店はどこにできたのでしょうか?
ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部が日本初のコーヒー店を解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!
日本初のコーヒー店はどこでオープンした?
日本初のコーヒー店は東京の現在の上野に当たる黒門町にあった「可否茶館」とされます。これはカヒサカンともコウヒイチャカンとも呼ばれますが、どちらが正しいかは、まだわかってません。経営者は、鄭永慶(ていえいけい)氏。中国語の通訳の家系ですが、日本人で、エール大学に留学したこともある秀才です。
しかし、店は3年ほどで閉店に追い込まれ、借金を抱えた鄭氏は、渡米してワシントン州シアトルに入り、病気でなくなってしまったそうです。そのお墓が最近発見されました。ブルース・リーのお墓があることで有名なシアトルのレイク・ヴュー墓地です。「NISHIMURA」という名前で墓石に記されています。
日本初のコーヒー店の店主はスターバックスの1号店のあるシアトルで眠る
ちなみに、スターバックス・コーヒーの1号店があり、今もその本社があるシアトルに、日本のコーヒー店第1号の店主のお墓があるとは、感慨深いものです。ただ、鄭氏のお墓は上野の谷中霊園にもあります。日本に残された家族が建てたのでしょうか。
※画像はイメージです
※「食事が楽しくなる 会話が広がる おいしいクイズ111」に掲載した内容を再編集しています
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