カスカラとはどんなもの?活用方法は?カフェレス子がわかりやすく解説!

誰もが飲んだことのある身近な飲み物「コーヒー」。コーヒー豆を焙煎・粉末状にして水やお湯で抽出した飲み物ですが、使われなかったコーヒーの「カスカラ(実や果皮)」はどうなるかご存知ですか?

この記事ではカフェレス子が、カスカラの特徴や、活用法について解説していきます。

そもそもカスカラとは?

画像素材:iStock

「カスカラ」とは、スペイン語で「籾(もみ)」を意味する言葉。コーヒーの世界ではコーヒーチェリーの果肉、皮の部分を指していて、名前の通りさくらんぼのように赤くフルーティーな香りが特徴です。
普段私たちはこのコーヒーチェリーの「豆」を加工してコーヒーを淹れているわけですが、「カスカラ」はほとんどの場合そのまま廃棄されてしまいます。

大量に棄てられたカスカラが川に流れ環境問題になったケースもあり、現在カスカラを何かに活用できないかと、取り組みが始まっているのです。

カスカラの活用法は?

画像素材:iStock

ではカステラは実際にどのような形で活用されているのでしょうか。
まず一つは、そのフルーティーな香りを活かしたシロップやパウダーとしての活用。カスカラに甘味を足したカスカラシロップは、炭酸水や牛乳との相性が抜群で、割って飲むことでその香りを楽しめます。
またパウダー状にしたカスカラはお菓子作りにもぴったりで、お菓子にあんずのような風味をつけることもできますよ。

その一方で、シンプルに乾燥させたカスカラをお湯で煮だす「カステラティー(コーヒーチェリーティー)」も注目されています。コーヒーの実が紅茶になるなんて面白いですよね。

実は近年、カスカラの抗酸化作用が注目され、化粧品としての活用も期待されています。

カスカラとはコーヒーチェリーの果肉とその皮のこと!

画像素材:iStock

今まで廃棄していたカスカラですが、その活用先が増えれば環境汚染を防ぐことに加え、農家の人々の新たな収入にもつながります。ぜひカスカラを使った製品を見かけた際には手に取ってみてくださいね。

※画像はイメージです。