ブレンドコーヒーとはどんなもの?ストレートコーヒーとの違いは?カフェレス子がわかりやすく解説

コーヒーショップやカフェなどでよく聞くブレンドコーヒー。複数の産地のコーヒー豆を、割合を決めて配合したものを「ブレンド」と呼び、コーヒー豆の組み合わせや配合によって好みの風味や新しい風味を無限大に楽しむことができるんです。

一方ストレートとは、「コロンビア」や「ブラジル」など、単一の産地の名前がついているコーヒー豆のことを指すんですよ。この記事ではカフェレス子が、ブレンドコーヒーの特徴やストレートとの違いについて、わかりやすく解説していきます。

そもそもブレンドコーヒーとは?

画像素材:iStock

ブレンドコーヒーとは、複数のコーヒー豆を混ぜ合わせたコーヒーのこと。豆の種類や産地、焙煎度合いによってコーヒーの味わいや風味は変化していきます。こうした個性を組み合わせることによって、新しい香味と味わいを楽しめるのがブレンドコーヒーの魅力なんです。

アメリカのカフェでは、4~5種類のコーヒー豆をブレンドするところが多いです。エスプレッソが親しまれているイタリアでは、6~8種類も合わせてブレンドするのが伝統のようです。

コーヒー豆のブレンド方法とは?

画像素材:iStock

コーヒー豆のブレンド方法には大きく二つあり、生豆の状態でブレンドしてからまとめて焙煎する「プレミックス」と、焙煎後のコーヒー豆をブレンドする「アフターミックス」があります。

プレミックスはシンプルな工程が魅力。どのコーヒー豆も同じ焙煎具合になるため、味のバラエティが出しにくいんだとか。アフターミックスは別々に焙煎するので手間がかかりますが、組み合わせと割合の調整で、味のバリエーションは無限に広がるんです。

ストレートコーヒーとの違いは?

画像素材:iStock

複数のコーヒー豆を混ぜ合わせて作られるブレンドコーヒーに対して、ストレートコーヒーは同じ産地のコーヒー豆だけを使います。「ブラジル」「コロンビア」「ブルーマウンテン」など、聞きなじみがありますよね。

ブレンドコーヒーは、バランスの取れた美味しさを楽しむことができます。対してストレートでは、その豆の個性や特徴をダイレクトに味わうことができますよ。なお、ストレートコーヒーは和製英語で、英語では通じません。英語ではSingle origin(シングルオリジン)と言います。

ブレンドコーヒーとは、複数のコーヒー豆を組み合わせて作られるコーヒーのこと!

画像素材:iStock

ブレンドコーヒーとは、コーヒー豆を複数混ぜ合わせて作られたコーヒーのことで、コーヒー豆の組み合わせや焙煎度合いによってコーヒーの味わいを無限に広げられるのが大きな魅力です。コーヒーショップに行ったときには、ぜひ奥深いブレンドコーヒーの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?

※画像はイメージです。