大阪でモクテルを出すバー4選 編集部が厳選したお店をご紹介！

モクテルは、お酒を使わないで作る、カクテルに見えるけれどカクテルとは別の飲み物のことです。最近話題の飲み物ではありますが、大阪ではどちらのバーで飲むことができるでしょうか？

そこでフードマニア編集部が東京でおすすめのモクテルを出すバーを厳選してご紹介。お店に行くだけでは分からない、徹底取材した編集者ならではの情報もプラス！

バー・オーガスタ・ターロギー／北区

関西を代表するバー、『オーガスタ・ターロギー』。大阪・梅田の繁華街から遠く離れた暗い路地にあって、連日のようにファンを集めて賑わいをみせています。同店オーナー・バーテンダー品野清光さんの、気さくな人柄と楽しい会話、バーボン、そして季節のフルーツを使ったオリジナルカクテルでも人気の店。

「ノンアルコール オーガスタセブン」はオリジナルの名物カクテル。本来はパッションフルーツ・リキュールを使うのですが、その代わりにパッションフルーツ・シロップを加えて作ります。

バー ターロギー ソナ／北区

関西を代表する老舗バー『BAR AUGUSTA TARLOGIE』で8年間研鑽を積み、独立開業した榊原利生さんが経営するバー。バックバーにずらりと並ぶ新旧含めた多彩なシングルモルトやマニアックなカルヴァドスとともに、店内で目を引くのはカウンターに置かれた季節のフルーツ。

修業先仕込みのフルーツを使ったカクテルは同店の看板で、フレッシュな風味や食感を活かしたオリジナルカクテルを最初の一杯に選ぶお客も数多いとのこと。

「和梨のノンアルコールカクテル」は和梨の爽やかな甘さと、シャリシャリとした食感を余すことなく楽しめるモクテル。みずみずしい梨の果汁に、アップルタイザーを加えることで、梨とはまた違う甘みがアクセントになり、本来の梨の風味を引き立てます。

トム アンド ジュリー バー／北区

大阪・キタの名店で修業後、ロンドンでバーテンダー修業をした田中秀一オーナー・バーテンダーが、経営する『トム&ジェリー バー』。ロンドンで学んだ素材づかいや組み合わせを駆使したカクテルで、人気を集めている店です。

お酒は飲めないけど、お酒の雰囲気を求めるお客には、「フレッシュジュースを使ったものよりも、アルコール感を出しやすい」という理由から、ハーブティーをベースにしたものや、どこかにスパイスやハーブをきかせたノンアルコールカクテルを勧めることが多いとのこと。

「ハーブのノンアルコールカクテル」は、ホットカクテル用のコーヒーサイフォンと、インフュージョン用に用意しているハーブを使い、ハーブティーを抽出しノンアルコールカクテルに使用。ハーブの葉合は、その時のお客の好みや要望、季節で変えています。ハーブティーとは少し異なる、カクテルとして楽しめる一杯。

スペシャルティコーヒー&ミクソロジーカフェ クノップ／中央区

店名にもうたっている「スペシャル」は、その産地の特徴のある材料、生産者の想いがこめられている材料、栽培方法にも配慮がある材料……を使うという意味でのスペシャル。旬のフルーツ、そして、いい状態で仕入れられる近郊のフルーツを選び、それを店内に表示し、カクテル、モクテルにして提供しています。

「コーヒーサングリア」はサーバーにカットフルーツを入れ、上からコーヒーをペーパードリップで抽出し、そのまま冷蔵してコーヒーにフルーツの香味を移したもの。コーヒーはルワンダ・ミビリッチの中煎り。そのジャスミンを感じるフローラルなフレーバーと、チェリーのような爽やかな酸味に合わせ、フルーツは桃（岡山産なつおとめ）とスモモ（佐賀産）を選んでいます。

大阪でモクテルを楽しむならココがおすすめ！

大阪にも徐々にモクテルを出す店が増えつつあります。こちらでは口コミサイトだけでは分からない徹底取材した店だけを厳選して紹介しました。それぞれのお店の自慢のモクテルを味わってみてくださいね。

※「MOCKTAIL BOOK 人気のモクテルの世界」に掲載した内容を再編集しています
※こちらで紹介しているお店のデータは取材のものです。最新情報は必ずご確認ください
※掲載するモクテルは、店ごとに時期により提供しないものもあります。器、材料、盛り付けなどは変わることがあります