【連載】飲食店の販促サービスとは?第3回/あの店のメニューが記憶に残るワケ ――メニューの「売り方」の工夫3選

外食の楽しさは、料理そのもののおいしさだけでなく、「どう出会うか」「どう食べるか」によっても大きく変わります。最近、「また行きたい」と感じる店を思い返してみると、そこには料理をより印象深くする“売り方”の工夫が隠れていることが少なくありません。

■ケース1:自分でハンバーグを焼く趣向でエンタメ感をプラス

たとえば、今人気が再燃しているハンバーグ。ある焼肉店では、和牛の各部位を混ぜ込んだハンバーグを、焼肉のように自分で焼いて仕上げるスタイルで提供しています。強火で炙った瞬間に立ち上る炎と香りは、思わず動画を撮りたくなる迫力。仕上げにトリュフ香る卵黄を絡める食べ方も提案され、食体験そのものがエンタメとして完成しています。結果として、この一皿がSNSで広まり、店を訪れる理由になっているのです。

■ケース2:ありそうでなかった、選べるおつまみセット

ある居酒屋の「おつまみ同士のセット」という意外な工夫が注目されています。餃子とコロッケ、ハムカツとポテトサラダなど、単品では見慣れた料理でも、組み合わせ次第で新鮮な印象に。しかも、少しお得に設定することで、自然と注文したくなる仕掛けになっています。選ぶ楽しさが加わることで、食事の時間そのものが豊かになる好例です。

■ケース3:豪快な盛り付けの〆で、宴会料理を記憶に残す

宴会のシメにも、工夫は広がっています。ある食事処では、大きな木桶に盛られた特大のかき揚げ丼を提供。取り分ける楽しさや、だしをかけて味を変える演出が加わり、宴会の最後まで印象に残る時間を演出しています。「最後の一品」が記憶に残ることで、その店全体の評価も高まるのです。

■まとめ

こうした事例に共通するのは、特別な食材や難しい技術ではなく、「どう楽しんでもらうか」を考え抜いている点。料理の魅力を引き出す売り方を知ることで、外食はもっと面白くなる。そんなヒントが、人気店には散りばめられているものです。

記事で紹介した事例を含め、『飲食店の「売り方・販促」工夫集139』では、
居酒屋、焼肉店、カフェなど幅広い業態のメニューづくりと売り方の工夫を139例紹介しています。

外食の「なぜか印象に残る理由」を、ぜひ一冊でご覧ください。


【参考図書】

飲食店の「売り方・販促」
工夫集139

著者:いわさき グループ


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■A5・232ページ
■ISBN-13:9784751115244
■2,090円(税込)