餃子の焼き方

焼き餃子は、焼いて調理します。当たり前の様ですが、この焼き方にも、いろいろなバリエーションがあるのを知っていますか。この焼き餃子の焼き方のバリエーションについてご説明します!

焼くときの並べ方、油の使い方の違い

餃子専門店では、餃子焼き機を使うところが多いので、まっすぐに並べて焼かれます。ただ、福島市、浜松市の餃子は円形に並べて焼かれるのが特徴です。鍋に油をしいて餃子を焼くのですが、油の使い方にも、お店によって違いがあります。最初に油をしいて、その上に餃子を並べて焼いて、水を加えて火を通すお店もあれば、鍋に水を最初に入れ、そこに餃子を並べて、火を通し、途中で油を注いで焼き目をつけるお店もあります。

「蒸焼き」にもバリエーションがある

前項で説明したように、蒸し焼きには、焼き目を付けてから蒸し焼きにする方法と、蒸し焼きにしてから焼き目をつける方法があります。さらに蒸し焼きにするのに、水ではなくラーメンのスープを流して蒸し焼きにするというお店もあります。

「羽根付き」という焼き方

東京・蒲田の餃子を有名にしたのが、「羽根付き餃子」。この羽根付き餃子の「羽根」の作り方にもバリエーションがあります。餃子を焼くとき、水溶き片栗粉を流して焼く方法が一つ。もう一つは、片栗粉ではなく水溶き小麦粉を流して焼く焼き方。さらに小麦粉と片栗粉をブレンドしたものを水溶きにして流して焼くお店もあります。お店それぞれの、こだわりが「羽根」にありますので、「この羽根は、小麦粉か。ブレンドか」を考えながら食べるのも、餃子通の方ならではの楽しみ方ではないでしょうか。

■参考資料:「餃子の探求」(旭屋出版)

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