ツェペリナイとはどんなもの?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
バルト三国の中で最も大きく最南に位置するリトアニア。そこではどのような料理が食べられているか、皆さんご存知でしょうか?日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ツェペリナイはそんなリトアニアの代表的な料理の1つ。ジャガイモをたっぷりと使った料理なんです。
この記事ではフードマニア編集部が、ツェペリナイの特徴について解説していきます。
そもそも「ツェペリナイ」とは?
ツェペリナイとは、リトアニアの代表的なジャガイモ料理。ジャガイモをすり下ろして作ったモチモチの生地で肉を包み、茹でたらベーコンやサワークリームのソースをかけていただきます。
大きな楕円形の見た目が特徴的ですが、実はこの形が名前の由来でもあるんです。
20世紀の初めにドイツで開発された飛行船「ツェッペリン」によく似ていることから、その名前が付いたのだそう。言われてみれば確かに飛行船のように見えてきます。
そんな飛行船のような形をしたツェペリナイですが、主な材料はジャガイモと肉で、量もたっぷり。見た目の通り、かなりボリューム満点です。リトアニアのレストランでは2つ一緒に出されることが多いそうですが、1人で2つは食べきれないという人も多いのだとか。ツェペリナイを注文する機会があれば、まずは1つで注文してみるか、シェアして食べるのがオススメですよ。
リトアニアでツェペリナイが多く食べられているワケは?
ジャガイモで作るツェペリナイはリトアニアの国民食として親しまれていますが、そもそもリトアニアではジャガイモの消費量が世界でもトップクラス。というのも、リトアニアではジャガイモは主食として食べられているんです。
平均最高気温が氷点下を下回ることもあるリトアニアの冬。身体が温まり、たっぷりのジャガイモでエネルギーを蓄えられるツェペリナイは、寒いこの国では無くてはならない料理なんですね。
ツェペリナイはジャガイモを使ったリトアニアの料理!
ツェペリナイとは、すり下ろしたジャガイモの生地で肉を包んで作る、リトアニア料理のこと。ベーコンやサワークリームのソースをかけて食べるのが一般的ですよ。モチモチの食感に柔らかい味わいは、一度食べたらやみつきになってしまうでしょう。皆さんも寒い冬の日にはツェペリナイを食べてみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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