ジャンバラヤとはどんなもの?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

いま日本でも注目が集まっているケイジャン料理。ピリッと辛いスパイシーな味付けが特徴ですが、ケイジャン料理の代表格とも言える米料理「ジャンバラヤ」をご存知でしょうか?

この記事ではフードマニア編集部が、ジャンバラヤの特徴やケイジャンスパイスについて解説していきます。

そもそもジャンバラヤとは?

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アメリカ南部のルイジアナ州発祥の米料理「ジャンバラヤ」。炒めた具材に米と水、ケイジャンスパイスやチリペッパーなどの香辛料、調味料を加えて炊き上げた料理で、ピリッと辛いアメリカ版炊き込みご飯のようなメニューです。

メキシコ湾に面し、多くの移民が集まるルイジアナ州では、各国の食文化が融合した料理が多く見られます。実はジャンバラヤもそのうちの一つで、スペイン名物のパエリアが元になった料理だとされています。
使われる具材はお店や家庭によっても異なり、肉を中心としたものや魚介のものなど、さまざまなレシピがあるんですよ。

ジャンバラヤに欠かせないケイジャンスパイスとは?

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ジャンバラヤをはじめとしたルイジアナ州の料理には、ケイジャンスパイスが欠かせません。
そもそも、ケイジャンスパイスの「ケイジャン」とはフランス系カナダ人のうち、ルイジアナ州に移民した「アカディア人」のことを指します。

ケイジャン料理はアカディア人から持ち込まれた食文化と、各国の移民によって持ち込まれた食文化が融合してできた料理。スパイスを複雑に組み合わせた、ピリッと辛い風味が特徴です。
唐辛子やクミン、オレガノ、コリアンダー、グローブ、ガーリック、タイムなどの香辛料が使われていて、一度食べたら忘れられない味とも言われているんですよ。

ジャンバラヤとはルイジアナ州発祥の米料理のこと!

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ジャンバラヤとはケイジャン料理の一つで、ケイジャンスパイスを利かせたピリッと辛い米料理のこと。元々は南部のルイジアナ州のローカルフードでしたが、今ではアメリカ全土で楽しまれている味です。ぜひメニューで見かけた際にはトライしてみてくださいね。

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