クルトンとは?なんでスープに入れるの?ふれんちハンターがわかりやすく解説!

スープやサラダに入っている、カリカリ食感が魅力のクルトン。そもそもクルトンって何なのか、なぜスープに入れられるようになったのか、気になったことはありませんか?実はスープとクルトンには切っても切れない深い関係があるんですよ!

この記事ではふれんちハンターが、クルトンの特徴やその歴史について解説していきます。

そもそもクルトンとは?

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クルトンとは、サイコロ状にカットしたパンを炒めたり揚げたりしたもののこと。スープやサラダのトッピングとして使われることが多く、カリカリと香ばしい食感が魅力です。
とりわけシーザーサラダではクルトンの存在は欠かせないですよね。最近はクルトン自体にハーブや香辛料の風味をつけたものもあり、食感や香りのアクセントとしても活躍します。

クルトンの歴史は?

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ではそもそもなぜクルトン(パン)をスープに入れるようになったのかご存知ですか?「食感を出すためじゃないの?」と思われた方、残念ながら違うんです。

実は、まだナイフやフォーク、スプーンといったカトラリーが無かった頃、宮廷でも食事は手づかみで食べられていました。ただ、スープを手ですくって飲むのは難しかったため、パンはスープを染み込ませるために食されていたのだとか。その後スプーンが生まれるとパンは必要なくなりましたが、スープとの相性が良かったため、その名残として今もクルトンがスープに入れられているというわけです。

また、昔のパンは硬いものが多かったので、スープに浸して柔らかくするのは理にかなっていたようです。スープとパンにはこんなに深い関係があったんですね。

クルトンとスープには深い関係があった!

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クルトンは、カトラリーが生まれる以前、スプーンの代わりとして用いられていたパンの名残。現在はカリカリとした食感を楽しむために用いられていますが、まさかそんな歴史があったんですね。ぜひそんな歴史的背景にも思いを馳せながら、クルトンを使った料理を楽しんでみてくださいね。

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