エチュベとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説
2019年に放送されたTBS系列の人気ドラマ『グランメゾン東京』でも登場した「エチュベ」という料理。なんだかオシャレな煮込み料理ということは分かるけど、一体どんな料理だったのか見ていてもよく分からなかった人も多いのではないでしょうか。
ここではふれんちハンターが気になるエチュベという料理について解説していきます。これを読めばより一層ドラマも食事も楽しめますよ。
そもそもエチュベとは?

エチュベとは簡単に言ってしまえば、食材の持つ水分のみで仕上げる煮込み料理のこと。油をひいた鍋に塩を振った食材を加え、低温で蒸し焼きにします。
エチュベには水分を多く含んでいる旬の野菜が最も向いているとされ、塩にはその水分を外に出させる役割があります。 ドラマ内で主人公が「手長エビのエチュベ」を作っていたように、野菜だけでなく魚や肉などでもエチュベを作ることが可能です。
ブレゼとの違いは?

フランス料理にはエチュベのほかにも「蒸し煮」の意味を持つ「ブレゼ」という調理方法があります。エチュベが無水調理であるのに対して、ブレゼは素材が半分ほど水に浸るくらい水分を加え、蒸しながら煮る調理技術です。
またエチュベは火にかけますが、ブレゼの加熱方法はオーブン。密閉容器で蒸しているため食材がパサつかないのがブレゼの魅力ですが、その一方で完成まで蓋を開けられないため、作るのが難しい料理とも言われています。
エチュベとは無水で調理する蒸し焼き料理のこと!

エチュベとは水などを加えずに蒸し焼きにするフレンチの調理方法のこと。蒸し焼きにすることで食感が柔らかくなることはもちろん、素材本来の旨味を引き出すのにも役立ちます。ご家庭でも簡単に真似できるのでぜひ試してみてくださいね。
※画像はイメージです。
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