自宅で駄菓子屋さんを開こう!チーリン製菓「おうちで駄菓子屋さん」を駄菓子マニアが徹底解説

「駄菓子屋さん」というワードも聞かなくなってきた昨今。あの駄菓子がいっぱい並ぶ光景はもはや懐かしいもの…。しかし、その懐かしい風景をおうちで手軽に体験できるキットがチーリン製菓さんから出ているんですよ!

駄菓子大好き!日本全国の駄菓子を食べまくる駄菓子マニアが、今回は「おうちで駄菓子屋さん」を徹底解説していきます。

「おうちで駄菓子屋さん」とは?段ボールで作る駄菓子屋さん?

自宅で駄菓子屋の屋台が再現できるキット!

まず、「おうちで駄菓子屋さん」という名前の商品ではあるのですが、どういったキットなのか説明していきましょう。これは段ボール製の屋台型陳列台とたっぷりの駄菓子がセットになったもの。

大阪の老舗お菓子メーカーであるチーリン製菓さんが開発したもので、こちらの代表的なお菓子といえば「プチプチうらない」が有名ですね。おうちで駄菓子屋さんは2020年に企画された最新型のお菓子セットです。

段ボール製の「お金」もセットになっているので知育にもおすすめ!

もともとはコロナ禍に自宅で過ごす子どもたちのために考案されたもので、チーリン製菓さんの本社がある大阪府八尾市でのポスティングやネット通販で購入した人の口コミから徐々に認知が広がっていっていきました。

なんと21種類の駄菓子が各2個入って、全部で42個も入っているので、「どの駄菓子を買うか悩む」という昔ながらの「駄菓子屋あるある」を体感することができます。そして、この商品の素晴らしいところは、自分で屋台を組めるというだけではなく、「おもちゃのお金」も入っているので知育にもなるという点。

どんな駄菓子が入っているの?

42個すべて取り出してみました。全部広げただけでも圧巻!

チーリン製菓さんといえば、チョコレートで有名ですが、実はそれだけではありません!ガム、ラムネ、ミンツなどバラエティに富んだお菓子が楽しめます。

占いが楽しめる「プチプチ占いシリーズ」は、プチプチうらない、プチプチうらないイチゴミルクあじ、プチプチうらないラムネの3種類がすべて入っています。そして、有名なカギっこチョコやウイットナンバーチョコなど、チーリン製菓さんを代表するお菓子もセットに。

子供のテンションがハネ上がる「うんチョコ」もセットに

昔懐かしのお菓子から最新のお菓子まで入っているので、パパママも思わず「懐かしい!」と思うものもあれば、「こんなのもあるのか!」と驚くことも。

それでは作ってみましょう!10分くらいで簡単に作れちゃう

こちらは組み立てる前の状態

それでは、組み立ててみましょう。

見た目は少し複雑そうに見えますが、実際は台を作ってそこに小さなトレイをのせるだけ。子供でも簡単に作れてしまいますが、段ボールであるが故に少しハマりづらいところもあるので、そこは大人がヘルプしてあげましょう。段ボールの切れ端は波状になっており、手が切れにくいように配慮されています。

陳列に決まりはないですが、駄菓子屋さんらしくギュウギュウに詰まっている感じにすると雰囲気が出ますよ

そして、最も難しいのが駄菓子の陳列。もちろん、これに関しては自由でいいのですが、42個もあるので並べ方は少しテクニックが要ります。特に「じゃらじゃらキーチョコ」はかなりスペースをとるので、なるべく端っこに持っていき、「プチプチ占いシリーズ」はスペースをとらないので、ギュウギュウに詰めてしまいましょう。そして、袋系や大物は後ろに持っていき、小物系は手前に持っていくと見栄えがします。

お金は10円玉、50円玉、100円玉、500円玉まであるのでお買い物の練習ができます

全部綺麗に並べたら完成!遊び方としては、屋台の裏側に店員さんがいて、段ボールのお金を持ってそれと交換するというもの(値段に関しては記載がないので、だいたいでOK)。

そして、お菓子が少なくなってきたら、チーリン製菓さんの商品を買ってきて補充してもOKですし、他社のものを組み合わせてみるとよりリアルになるかも!

子供と一緒に作るのもOK!懐かしい気分になるのもOK!

この姿を眺めるだけでも懐かしい気分になる人もいるのでは?

昭和レトロの代名詞といえば「駄菓子屋さん」。その文化を「楽しく」語り継ぐのにぴったりのアイテムでもあるのが「おうちで駄菓子屋さん」なのです。そして、段ボールのお金もセットになっているので「予算内で駄菓子をどう買うか?」なんて知育的な遊びも体験できるのも素晴らしいポイント。

もちろん、懐かしい気分になるので、大人が集まるパーティーでも割と喜ばれるかも?子供でも大人でも、さらに子供も大人も一緒に駄菓子を囲んでいろいろな世代同士で話に花が咲くこと間違いなしですよ。これこそが「おうちで駄菓子屋さん」の魅力なのです。