【連載】飲食店の販促サービスとは?第6回/「また来たい」は接客で決まる。外食を楽しくするスタッフのひと工夫

料理のおいしさはもちろん大切ですが、
「また来たい」と思わせるのはスタッフとの小さなやりとりだったりしますよね。
最近は、接客そのものを楽しい体験に変える店が増えているんです。

■ケース1:目の前で仕上がる一杯。サワーが“体験型ドリンク”になる

和食店で人気なのが、スタッフが客席で仕上げるレモンサワーや梅サワー。
果物をグラスの中でしっかりつぶし、香りが立ったところに炭酸水を注ぐというスタイルで人気の居酒屋があります。
目の前で完成していく様子はライブ感があり、味わいもよりフルーティーに感じられます。
自分で混ぜるのとは違う特別感があり、接客そのものがメニューの魅力になっている好例です。

■ケース2:「花束500円?」思わず目が止まる、うれしいサプライズ

あるレストランのメニュー表に並ぶ「花束…500円」の文字。
予約客向けだったサービスを、ふらっと来店した人でも利用できるようにしたところ、サプライズ用やお土産として人気になったそうです。
メッセージカードも用意されていて、食事の時間がちょっと特別になる。
こうした気づかいが、店の印象を強く残しているようです。

■ケース3:自然なひと言が入りやすい。“ながら接客”の心地よさ

あるレストランでは、店頭の看板を拭きながら通行人に声をかけています。
これは、呼び込みではなく「掃除のついで」という空気感があるため、通りがかりの人も構えずに話を聞いてくれるのだそうです。
ちょっとした会話がきっかけで、ランチ利用につながることも多いとのことです。

■まとめ

接客の魅力は、派手なサービスではなく、ちょっとした気づかいにこそあります。お客側もそんな小さい思いやりに触れ気付いた時に、より感動し印象に残るのではないでしょうか。

スタッフのひと工夫が加わるだけで、食事の時間はぐっと特別なものになるのです。

飲食店の接客アイデアは、ちょっとした発想から生まれています。

書籍では、スタッフの動きやサービスに着目した実例を多数紹介。外食の楽しみ方がもっと広がるヒントが詰まっています。


【参考図書】

飲食店の「売り方・販促」
工夫集139

著者:いわさき グループ


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■A5・232ページ
■ISBN-13:9784751115244
■2,090円(税込)