魚の卵を使った珍味「スジコ・イクラ」とは
スジコ、イクラ共にサケ類やマス類の卵巣のことですが、スジコは未完熟のため膜に包まれた状態のものを指し、主に塩漬けにして食べます。一方、イクラは産卵期に近くなったものを一粒ずつほぐした状態にもののことです。ロシア語でイクラは、広く魚卵の意味を指します。味はスジコの方がイクラと比べると淡泊。プチプチとした食感はイクラの方が感じられます。
【イクラの醤油漬け①】

セルクル型を使ってきゅうりやカニ肉を詰め、イクラの醤油漬けを重ねました。ポン酢ジュレを少しのせています。
【イクラの醤油漬け②】

イクラ醤油漬けに、大根おろしと卵黄を混ぜた黄身大根みぞれを合わせることで、イクラの塩分の味わいがまろやかになります。
【イクラ大和和え】

長芋のシャキシャキした食感をイクラの醤油漬けに合わせました。
【スジコの塩漬け】

スジコの表面には血管が多くあるものは、未成熟なため、粒がどうしても弱いのでそっと丁寧に漬けます。
■参考資料:「珍味」の料理(旭屋出版)
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