酒盗とは何か?

カツオの胃や腸、肝臓といった内臓の塩辛のことを「酒盗」と言います。その名が「酒を盗んでも呑みたくなるほど酒が進む肴だから」ということに由来しているのは有名です。高知県の特産品として知られていますが、鹿児島県や静岡県などでも作られています。またカツオ以外の魚でも、内臓を使った塩辛の場合、商品名に「酒盗」という言葉をあてるケースは多くみられます。

酒盗には、どんな種類がある?

【カツオの酒盗】【タイの酒盗】

2~3年熟成させたものも売られています。もし塩分が高いと感じたら味を見ながら酒やみりんでのばすといいでしょう。

【真イカ白子酒盗】

こちらの料理は真イカ以外でも作れます。約10日かけて作りますが、完成が近づくと白子

【カツオ酒盗和え】

カツオの細造りと酒盗で和えています。新鮮なカツオを用意すれば、くさみは気になりませんン。

【銀ザケの酒盗和え】

脂がのった銀サケは塩で〆ることで、適度に脂分が抜けます。その塩分を考えて和える酒盗の分量を調節します。

【マグロとマグロの酒盗のカナッペ】

マグロ角造りとマグロの酒盗をクラッカーにのせてカナッペ仕立てに。天盛りにイクラ、キャビア、トビコを使って、触感を楽しませます。

【長芋の鮪酒盗焼き】

マグロの酒盗を細かく砕いて、長芋に塗って焼きました。お好みで、酒盗や酒やみりんでのばしてもいいでしょう。

【アワビの酒盗焼き】

酒盗は酒とみりんで味を調えてから炊いてタレにすることで、より濃縮された味わいになります。

参考資料:「珍味」の料理(旭屋出版)

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フードマニア編集部
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