蒲田の羽根付き餃子の元祖「你好(ニイハオ)」

JR京浜東北線と京浜急行電鉄の2つの駅をもつ繁華街大田区蒲田。東京で有名な餃子の町といえば「蒲田」を挙げる人がほとんどというほど、今や餃子を出す店の多い街と知られています。
蒲田の有名な羽根付き餃子の元祖である「你好」

蒲田の餃子は水溶き片栗粉を流して焼き、パリパリした羽根を作る羽根付き餃子が有名です。その元祖と言われている店が「你好」です。店主の八木功さんは中国・大連で食堂を営んでいた両親と共に帰国。通っていた日本語学校の先生や日本人の友人を招いて水餃子を振舞ったところ、みんなから「美味しい」と評判になったことがきっかけで1983年にお店を開店したのです。開店当初から提供していた焼き餃子「鍋貼」は中がジューシーで外がサクッとした食感のよさが魅力となり「羽根付き餃子」の呼び名でたちまち人気メニューとなりました。
羽根付き餃子の秘密
羽根付き餃子の秘密を語ってくれた八木さんは「実を言うとこの羽根は、美味しくするためのものではなく、いかに美しく、美味しそうに見せるかを考えて始めたことだったんですよ」と仰っています。開業前のこと、八木さんは日本の友人から「日本人には焼き餃子が人気だよ」と教えてもらったそうです。ですが中国では焼き餃子は水餃子の残りで作るもので、お客に振舞うのは抵抗がありました。そこで焼き餃子をもっと見栄えよく出す方法はないかと研究し生まれたのが小麦粉を水で溶いた液を流し、きれいな羽根を付けた餃子だったのです。元々は見た目を追及して考えた羽根でしたが、美味しさにもつながる結果になったのです…!
羽根付き餃子は大人気に…
羽根付き餃子は話題を呼んで店は大繁盛し、やがて八木さん兄弟たちも、蒲田に次々と餃子店を開きました。今では八木さん曰く「蒲田には餃子を出す店が60店舗以上ある」というほど、蒲田は「餃子タウン」として知られるようになっていきました。
■参考資料:「餃子の探求」(旭屋出版)
プロフィール

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