ホルモンを使った珍味

鶏の砂肝やハツ(心臓)、肝臓(レバー)、豚や牛のタン(舌)、胃袋、大腸や小腸、肝臓など、肉の内臓も魚同様、きちんと下処理して使うと、旨くて、通好みの珍味になります。調理法も和えもの、煮もの、焼きものとバリエーションに富んでいます。珍味らしく、少量を盛りつけましょう。

鶏肝と心臓の煮もの

肝と心臓の食感の対比が楽しめます。バジルペーストを添えることで、ひと味違ったさっぱり感が出ます。

砂ずり山椒煮

砂ずりとは、砂肝のこと。食べやすくするために、砂肝に包丁目を入れて煮ます。

砂ずりとイカワタの和え物

酒煎りした砂肝をイカのワタの濃厚な味わいで味付け。ワタは臭みが出ないように下処理します。

てびち

沖縄料理には欠かせないてびちは、豚足の煮物です。豚足はコラーゲンたっぷりで女性に人気です。

豚足とにんにくの蜂蜜漬け

健康食品のにんにくの蜂蜜漬けと「てびち」を合わせた一品。全体に少し甘めの味付けです。

ミミガーと生昆布の和え物

ミミガーは豚の耳のことで、コリコリとした食感が魅力です。ピーナッツバターと合わせるのが沖縄流です。

■参考資料:「珍味」の料理(旭屋出版)

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