わらび餅はどのように作られている?原材料は?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

和菓子屋さんやスーパーで見かけるわらび餅。黒蜜やきなこをかけて食べるとろとろの食感がやみつきになりますよね。

わらび餅はどのような原材料でできているのでしょうか?この記事ではお菓子マニア編集部が、わらび餅の特徴やアレンジレシピについてわかりやすく解説していきます。

そもそもわらび餅とは?

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わらび餅とはわらび粉を水で溶かし、砂糖を加えて固めたお菓子のこと。火にかけてとろっと粘り気が出るまでしっかり練るのがポイントです。

平安時代から食べられていたと言われるわらび餅ですが、当時は本わらび粉を使用するのが一般的でした。本わらび粉とは、山菜のわらびの根っこから取れるでんぷんを、乾燥させて作られたもののこと。粉が黒色のため、当時のわらび餅は黒色をしていたんです。

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ただ、本わらび粉を精製する作業はとても手間になることに加え、一つの山菜からほんのわずかしか取れません。そのため、今は芋やレンコンから取れるでんぷんでわらび餅を作っている場合が多いんです。これをわらび粉といい、白くて半透明のわらび餅をよく見かけるのは、このような理由があったからなんですね。

黒いわらび餅を見かけたら貴重なわらび餅ですので、ぜひ食べてみてください。

わらび餅の美味しいアレンジレシピは?

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黒蜜やきな粉をかけて食べるイメージが強いわらび餅ですが、他にも美味しいアレンジレシピがあるんです。一つ目は、ほうじ茶ラテ風わらび餅。わらび粉にほうじ茶ミルクティーを混ぜて固めたもので、ほうじ茶好きには堪らないアレンジです。

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二つ目は、抹茶わらび餅。わらび粉に抹茶の粉末を混ぜて固め、最後に抹茶をふりかけたら完成。簡単かつ抹茶の風味を存分に感じられるレシピです。

三つ目は、チョコわらび餅。わらび粉にチョコを混ぜると、食感はわらび餅ですがまるで生チョコレートのようなお菓子になります

わらび餅とは、わらび粉を水で溶かし砂糖を加えたお菓子のこと

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わらび餅とは、わらび粉を水で溶かし砂糖を加え、半透明になるまでしっかり練ったお菓子のこと。自宅で作る場合は片栗粉でも代用ができます。ぜひ色々なレシピでわらび餅を楽しんでくださいね。

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