鴨ぬきとはどんな料理?編集部が解説

和食において、お酒を飲むときに一緒に味わう料理を「酒の肴(さけのさかな)」と言います。鴨ぬきはその酒の肴の一種。この鴨ぬきとはどんな料理なのでしょうか?

ここでは和食に関する本を多く出版しているフードマニア編集部が鴨ぬきについて解説していきます。

鴨ぬきとは?

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鴨ぬきは、温かいそばつゆに浸った鴨肉とネギを、酒の肴として楽しむ料理の事です。イメージとしては鴨南蛮そばのそば抜きという感じで、お店によっては鴨煮とも言われます。鴨ぬきという言い方は江戸のそば屋のもので、そば食文化ではなかった関西では、うどん屋に「鴨吸い」という同じ内容の料理があります。

鴨ぬきはそばつゆに浸たした鴨肉とねぎのこと!

鴨ぬきは温かいそばつゆに浸たした鴨肉とネギを酒の肴にした料理で、東西で呼び名が変化するのが特徴です。広い地域で食べられているので、そば屋で見かけた際には、お酒と共に味わってみてはいかがでしょうか?

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※「食事が楽しくなる 会話が広がる おいしいクイズ99」に掲載した内容を再編集しています