プルーンとはどんなもの?スモモやプラムとの違いは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

ドライフルーツとしておなじみのプルーン。西洋スモモの一種で、ドライフルーツやペースト状のシロップなどの加工品のイメージがありますが、生のプルーンを食べられる地域もあるんですよ。

この記事ではプルーンの特徴やスモモ、プラムとの違いについて、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。

そもそもプルーンとは?

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プルーンとは、バラ科サクラ属の西洋スモモの総称。プルーンが属する西洋スモモには1000種類以上の品種があって、加工用途の違う5つのグループに分類されるんですって。その中でも、私たちに身近なドライフルーツ用のプルーンとして優良品種とされているのが「ダジャン種」。フランスが原産で、今では世界一の生産地であるアメリカのカリフォルニア州で多く育てられているんだとか。

ドライフルーツやシロップとして加工されることが主流ですが、最近では健康にいい果実として生で食べられることも多いんですよ。

スモモやプラムとの違いは?

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スモモには日本スモモと西洋スモモがあり、通常「スモモ」といえば日本スモモで、西洋スモモのことを一般的には「プルーン」と呼ぶんです。また、日本ではプルーンとプラムはどちらも「スモモ」という意味ですが、プルーンは中国原産の品種、プラムはヨーロッパ原産の品種なんですって。

海外では呼び方に違いがあるの?

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ヨーロッパでは生のスモモを「プラム」と呼び、干したスモモを「プルーン」と呼びます。一方アメリカでは生食用のスモモを「プラム」と呼び、ドライフルーツ用のスモモは生でも干しても「プルーン」と呼ぶんだとか。地域によって呼び方はバラバラなんですね。

プルーンとは、西洋スモモの一種でドライフルーツだけでなく生でも楽しまれているフルーツのこと!

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プルーンとは西洋スモモの一種で、1000種類以上の品種があり、フルーツやシロップとして加工されるほか、地域によっては健康果実として生で食べられることもあるんですよ。プルーンを食べる機会があったら、ぜひこのことを思い出してみてくださいね。

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