プラリネとはどんなもの?作り方もご紹介!お菓子マニア編集部がわかりやすく解説 !
皆さんは「プラリネ」という名前をご存じですか?チョコレート用語であるプラリネは、ローストしたナッツと砂糖を挽いてペースト状にしたもので、ボンボンショコラに使用されることも多いことから、ボンボンショコラのことを「プラリネ」と呼んだりしますよ。
この記事ではプラリネについて、作り方なども含めてわかりやすく解説していきます。
そもそもプラリネとは?
プラリネとは、焙煎したアーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツに、砂糖を加熱して焦がした(キャラメリゼした)ものを加えてペースト状にしたもの。または、それがフィリング(中身)になった一口サイズのチョコレート全体のことをプラリネと呼びます。プラリネはナッツを長時間砕いて滑らかにしたものや、あえて荒くして食感を残した物など、ショコラティエのこだわりを楽しむことができるんですよ。
フランスのリヨン名物は、赤いプラリネのお菓子。タルト・ア・ラ・プラリンという赤いプラリネのタルトが有名です。
スイス、ドイツ、ベルギーなどではボンボンショコラなど一口サイズのチョコのことを「プラリーヌ」と呼びます。これを日本語表記にすると「プラリネ」となるんです。現地では、「プラリーヌ=一口大のチョコ」、「プラリネ=キャラメリゼしたナッツのペースト」と区別して使われているんですって。
シンプルだけど奥が深い!プラリネの作り方
プラリネはアーモンドパウダーやアーモンドスライス、粉アーモンドで作れますが、手軽に作れるアーモンドスライスを使った作り方を紹介します。出来上がり量が約260gとなるプラリネの材料は、アーモンドスライスが150g、グラニュー糖が100g、水が大さじ2杯と、無塩バター10g。
①まずは金属製のバットにオーブンシートを敷いておきましょう。
②鍋に砂糖、水を入れて中火で熱し、鍋をやさしくゆすりながら砂糖を溶かして行きましょう。薄いきつね色になるまで加熱(キャラメリゼ)していきます。
➂アーモンドスライスを加えて、全体にカラメルをからませるようにして混ぜます。濃い茶色になったら、バターを加えてさらに混ぜてください。このとき、焦げやすいので手早く作業しましょう。
④最後にオーブンシートを敷いたバットに流しいれ、薄く広げて冷まします。それから、好みの大きさに砕きましょう。
プラリネとは、ローストしたナッツと加熱した砂糖を挽いてペースト状にしたもの!
プラリネとは、焙煎したアーモンド、ヘーゼルナッツなどのナッツに加熱した砂糖を加えてペースト状にしたもの。また、ボンボンショコラのことをプラリネと呼ぶこともありますよ。プラリネはショコラティエによってナッツの砕き方などが変わってきます。彼らのこだわりを味わうことができますよ。おうちでも作ることができるので、ぜひプラリネを作ってボンボンショコラにしてみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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