ピロシキとはどんなもの?名前の由来は?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
ボルシチやビーフストロガノフなどと並んでロシア料理を代表するピロシキ。日本のパン屋などで見かけることも多く、名前を知っている人も多いのではないでしょうか?
この記事ではフードマニア編集部がピロシキの特徴や、その魅力について解説していきます。
そもそもピロシキとは?

ピロシキとはロシアの家庭料理の一つで、パン生地の中に具材を入れてオーブンで焼く料理のこと。ロシアだけでなく、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランドなど、東ヨーロッパ全体で食べられています。
日本でよく目にするピロシキは、生地の中に春雨などの具材を入れて揚げた、カレーパンのようなものが多いですよね。しかしこれは日本風にアレンジされたもので、実はロシアのスタンダードではないのです。
まず、ロシアでは揚げるよりもオーブンで焼くのが一般的。また、具材は何を入れても良く、非常にバラエティーが豊かなのも魅力の一つです。
肉や魚、茹で卵、野菜などの具材を入れることが多いですが、フルーツやジャムなどを入れた甘いピロシキもありますよ。ですから、コース料理の前菜やメインディッシュとしても、スイーツとしても食べることができるんです。
ピロシキの由来とは?

ピロシキとは「小さなピローグ」を意味します。このピローグとはいったい何なのでしょうか。
ピローグとは、大きく広げた小麦生地で具材を挟み、オーブンで焼いたロシアのパイ料理のこと。ピロシキ同様、具材はさまざまです。その大きさはなんと40cmほど!
そしてこの大きなピローグというパイを小さくしたものが「ピロシキ」なのです。
ちなみにピロシキとは複数形の呼び方で、ひとつの場合は「ピラジョーク」と言うんですよ。
ピロシキは具材をパン生地で包んで焼いたロシア料理のこと!

ピロシキとは、パン生地で具材を包みオーブンで焼いたもの!具材は肉や野菜、フルーツなど何を入れてもよく、そのためさまざまなシチュエーションで食べられる料理です。
日本でよく見るピロシキとはかなり違ったものなんですね。
皆さんもぜひ、好きな具材を入れて焼いたピロシキを作ってみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
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