ペストリー(ペイストリー)とはどんなもの?いろんな種類をご紹介!お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

皆さんは「ペストリー(ペイストリー)」という言葉をご存じですか?パイ、タルト、キッシュなどのパイ生地でできたお菓子や料理のこと。一口にペストリーと言っても、実は様々な種類があるんですよ。

この記事ではお菓子マニア編集部が、ペイストリーの特徴や種類についてわかりやすく解説していきます。

そもそもペストリー(ペイストリー)とは?

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ペストリー(ペイストリー)とは、主に小麦粉にバターやショートニングなどの油脂、塩や砂糖、卵などを加えて焼き上げたケーキやデザート、料理の総称のこと。パイやタルト、キッシュなどが挙げられます。生地に油脂がたくさん含まれているので、サクサクとした食感が楽しめるのが特徴なんですよ。

ペストリーの種類は?

ショートクラストペストリー

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生地を作る際に折りたたまずに作られる生地のこと。焼いても膨らまないので、食事系タルトの生地やパイの土台にされることが多く、サクサクとした食感を楽しむことができますよ。

パフペストリー

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パイといえばで想像するのがこのパフペストリー。何層にも折りたたまれ、焼き上がりがふっくら膨らみます。生地にバターの油分が多く含まれるために層ができやすく、サクサクとした食感に仕上がります。

フレイキーペストリー

フレイキーとは「薄い」という意味で、バターフレーキーとも言われます。パフペストリーに比べて生地の脂肪分は少なめ。折りたたむ回数が少なく、層にはなりますが焼き上がりは薄めになりますよ。

デニッシュペストリー

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ずばりデニッシュパンのこと。パイのようにバターなどの油分を多く織り込んだ生地にはイーストが入っているので、パイとパンの中間のような食感が楽しめます。ちなみにデニッシュとは「デンマークの」という意味で、デニッシュ発祥の地なんだとか。

セイボリーペストリー

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セイボリーとは塩気のある食べ物という意味があり、その名の通りキッシュなどの甘くないお惣菜系パイのことを言います。軽食や間食などに楽しまれているパイですよ。

ペストリー(ペイストリー)とは、キッシュやタルトなどのパイの総称のこと!

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ペストリーとは、パイ、タルト、キッシュのような、小麦粉にバターやショートニングなどの油脂を加え、砂糖、塩、卵などを入れて焼き上げたパイ料理のこと。実はペストリーにはこんなに種類があったんですね。パイを手に取る機会があったときには、ぜひこの記事のことを思い出してみてくださいね。

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