マシュマロとはどんなもの?美味しい食べ方は?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!
駄菓子屋やスーパーなどのお店で必ずと言っていいほどおかれているマシュマロ。何気なく食べていますが、どんなものかと言われて答えるのは難しいですよね。マシュマロは元来、フランスで薬用食品として食されていたのですが、いまではふわふわとした食感が特徴のお菓子として食べられていますよね。
そんなマシュマロについて、お菓子マニア編集部がわかりやすく解説していきます。
そもそもマシュマロとは?ギモーヴとの違いは?
マシュマロとは元来、フランスでmarsh(沼地、湿地)に群生するmallow(アオイ属のハーブ)の根っこから取れる粘り気のある汁に、卵白や砂糖を加えて味付けして、軽い泡が立つまで混ぜて作られた薬用食品に由来しています。もとは薬として食されていたんですね。
いまのマシュマロは水あめ、砂糖、コーンスターチ、ゼラチン、卵白、香辛料などで作られていて、薬効などはなくふわふわとした独特の食感が魅力のお菓子になりました。
一般的なマシュマロの作り方として、砂糖や水あめを水で溶かして煮詰めた糖液に、あらかじめ水で溶かしたゼラチンを加えて混ぜながら、泡だて器で強く泡立てて作ります。ハンドミキサーと材料を用意すれば、おうちでも手軽に作ることができますよ。
フランス菓子店では、「ギモーヴ」という、見た目がマシュマロそっくりのお菓子も売られています。「マシュマロは、フランス語でギモーヴ」と思っていらっしゃる方もいますが、マシュマロとギモーヴは別物。ギモーヴは、フルーツピューレを煮詰めたものにゼラチンを加えてから泡立てて固めます。コロンとした形の他、四角く固めたものもあります。マシュマロのようなふんわりとした食感ではなくモチッと、プルンとした食感とフルーティさが特徴です。
マシュマロの美味しい食べ方は?
マシュマロはそのまま食べても、焼いても、溶かしてもおいしいのが魅力。とくにアメリカではチョコレートやキャンディーと同じようにたくさん売られているんですが、日本と違うのは、マシュマロを焼いて食べることが多いことなんです。ピクニックやバーベキューをするときに、マシュマロを串にさしてあぶって食べるのが絶品なんだとか。
また、ココアに浮かべてみたり、焼きマシュマロをチョコレートと一緒にクラッカーやビスケットではさんだ「スモア」というお菓子を作るのもおすすめですよ。
マシュマロとは、もとは薬用食品だったふわふわとした食感が魅力のお菓子のこと!
マシュマロとは、元来薬用食品として作られていたもので、いまでは薬効はないけれど、甘くてふわふわする独特の食感を楽しめるお菓子として親しまれています。焼いたり溶かしたりしても美味しく食べられるので、ぜひマシュマロを買ったら試してみてくださいね。
※画像はイメージです。
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