天使の髪「カダイフ」とはどんな食べ物?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
突然ですが、皆さんは「カダイフ」という茹でられない麺があるのをご存知でしょうか?中東や地中海地域を中心に食べられている「カダイフ」は、皆さんがイメージする麺とは少し違い、さまざまな揚げ物やスイーツに使われる新食感の食材なんですよ!
この記事では、「カダイフ」の特徴やその魅力についてフードマニア編集部がわかりやすく解説していきます。
そもそもカダイフとは?
カダイフとは、小麦や水を原料とする麺の一種。細い形状が特徴で、熱した円形の鉄板に、生地を細く伸ばして作られます。「柔らかいもの」を意味するカダイフは、トルコやギリシャなどが起源と言われており、中東や地中海地域のスイーツ、中華料理まで幅広い地域で親しまれています。
焼いたり揚げたりできるので、魚や肉料理、デザートにも使われ、パリっとした食感が魅力。ちなみに、「カダイフ」は麺の一種ですが、水に溶けてしまう性質があるため、茹でる調理には向いていません。
カダイフを使った料理 4選!
エビのカダイフ巻き
カダイフ料理の定番で、総菜としても人気があります。パン粉の揚げ物に比べ、吸う油の量が3分の1ほどであるため、カロリーが気になる人にもおすすめ。カダイフで具材を包んで揚げた料理は世界でも人気があり、中華料理ははじめ、フランスにも「カダイフ包み」という料理があります。
カダイフ・タトゥルス
トルコ南東部で有名な伝統菓子。溶かしバターを混ぜたカダイフと、ピスタチオやクルミの層を重ね合わせ、オーブンで焼き上げます。カダイフの食べ応えがあるスイーツで、トルコのカフェやレストランでは人気のある一品です。
キュネフェ
トルコ伝統菓子の一つ。カダイフ生地にチーズをたっぷりと挟んで焼き上げるため、のび~るチーズが楽しめます。トッピングにはナッツやシロップなどが使われ、シロップの甘さでチーズの味が引き立つのが特徴。トルコ以外でも食べられていて、エジプトやイラクでは「クナーファ」と呼ばれるなど、地域によって名前やレシピが異なります。レバノンではパンに挟んで朝食に食べることも。
カダイフドルマス
トルコ語で「詰め物」(Dolma)という意味のこの料理は、カダイフの中にクルミやピスタチオを入れて揚げ、上からシロップをかけたお菓子です。卵と牛乳に浸したものを油で揚げているため、ふわっとした柔らかい食感が魅力。カダイフの口当たり、ナッツの食感、そしてシロップの絶妙なバランスが楽しめます。
カダイフは細い麺が特徴で、パリっとした食感が魅力!
極細の麺が特徴的なカダイフ。中東や地中海地域を中心に、揚げ物料理やスイーツにも使われています。細い麺は揚げた時に空気が入りやすく、ふわっとパリっとした食感に仕上がります!皆さんも、お店で見かけた際は、ぜひ試してみてくださいね。
※画像はイメージです。
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