ヌガーとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説

ヌガーというお菓子をご存知でしょうか。日本では台湾土産としてのイメージが強いかもしれませんが、元はフランスで生まれたお菓子で、名前を聞いたことがあるという人も多いでしょう。

この記事ではふれんちハンターが気になるヌガーの特徴やその魅力について解説していきます。

そもそもヌガーとは?

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ヌガーとは、砂糖や水飴を煮詰め、そこにメレンゲやゼラチン、ナッツなどを加えて固めたソフトキャンディーの一種です。歯にくっつくような粘り気のある食感が特徴で、食感はキャラメルに近いです。最近は台湾などでも流行っていますが、元々はフランス・プロヴァンス地方の特産で、濃厚な甘さが魅力です。

ちなみに「ヌガーグラッセ」とはヌガーに生クリームを加えて、冷やし固めたもののこと。通常のヌガーに比べふわふわとした食感で、新感覚のアイスとして愛されています。

ヌガーの歴史

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そもそも、ヌガーが初めて作られたのは紀元前の中東だとされています。その当時はまだ蜂蜜とナッツで作られていたヌガーですが、その後フランスに渡り現在のような形になりました。

プロヴァンス地方の玄関口、モンテリマールという街はヌガーの名産地として知られ、とりわけクリスマスの時期になるとこぞってヌガーを食べます。プロヴァンスには昔からクリスマスに13種類のお菓子を食べるという伝統があります。この13というのはキリストと12の使者を表していて、厳密に何を食べるか決まっているわけではありませんが、ヌガーは必ず含まれるお菓子の一つなのです。

ヌガーとはフランス発祥のソフトキャンディーの一種

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ヌガーとは水飴や卵白、ナッツなどで作られるフランスのコンフィズリー(小麦粉を使わない砂糖菓子の総称)の一種。フランス・モンテリマールのものとは異なり、台湾で人気のヌガー(牛軋糖)はミルクベース。よりキャラメルに近いのが特徴で、濃厚な甘さが人気です。手土産にも喜ばれるのでぜひトライしてみてくださいね。

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