迫力ある調理法、「フランベ」のやり方は?効果は?ふれんちハンターがわかりやすく解説!
テレビなどで見かける圧巻の調理法、フランベ。迫力満点なのでパフォーマンスのためと思われがちですが、実はそれだけではないのです。
この記事では、ふれんちハンターがフランベの効果や、フランベを行う上でのやり方や注意点について詳しく解説していきます。
そもそもフランベとは?
フランベとは、アルコール度数の高いお酒をかけることにより、火を立ち上げアルコールを一気に飛ばす調理法のこと。料理やお菓子の香りづけに使えたり、旨味を閉じ込める効果もあるんです。
特にフレンチの調理で使われることが多く、魚介系料理や肉料理、デザートであるクレームブリュレなどにも行われます。
フランベに使うお酒は?
フランベに使うお酒は、肉料理や魚料理の場合、一般的にブランデーやコニャックが用いられることが多いです。度数が高くお酒の香りも料理に合うからなんですよ。他に、日本酒やワインなども用いられますが、同じくアルコール度数が高いものを選ぶようにしましょう。
フランベに使うお酒の量は、大さじ2~3杯くらいが美味しく仕上がると言われています。しかし最初は火柱に注意が必要なため、キャップ1杯分などで行うのがオススメです。
フランベをする上での注意点は?
フランベをする際は、キッチンペーパーなど、火が移りやすいものを遠ざけておきましょう。他にも換気扇の油汚れなどは拭き取っておく必要があります。火災報知器が近いと反応してしまう可能性がありますのでご注意ください。
過剰にアルコールを入れたり、フライパンを覗き込むのも危険なので、火の扱いには細心の注意を払いましょうね。
フランベのやり方は?
フランベに慣れていない方は、調理しながらアルコールを入れるのではなく、調理の最終工程で一度火を消して、その後アルコールを入れ強火でフライパンをゆするとよいです。コンロの火から引火させるのが怖い場合は、チャッカマンなどを用いると簡単ですよ。アルコールを飛ばし切ると自然と火は消えるのでご安心ください。
料理が焦げるのではないかと思われるかもしれませんが、実は揮発したアルコールが燃えているだけなので焦げることはないんですよ。
火が消えない時の対処法は?
アルコールの量が多かったりすると、火がなかなか消えない場合があります。この時一番やってはいけないことは水をかけることです。水をかけると油が跳ねて火傷やけがにつながる可能性がありますので、落ち着いて対処しましょうね。
火が消えない場合は金属製のフタを被せてみてください。上からではなく横から被せるようにすると安全に消火できますよ。万一他のものなどに燃え移ってしまった場合は消化器などを使いましょう。
フランベは、旨味を閉じ込め芳醇な香りを加える迫力ある調理法のこと!
フランベは火を扱いますが、決して難しい調理方法ではないです。料理もさらに美味しく仕上がるので、やり方や注意点を踏まえた上で、ぜひ試してみくださいね。家で試すのが慣れない場合は、バーベキューなど屋外でやってみるのもオススメですよ。
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