独特な食べ方の変わったラムネ!チーリン製菓「ボトルサワー」を駄菓子マニアが徹底解説
子供時代というのは大人のアイテムに憧れるものです。特に昭和のお父さんが大事に大事に飲んでいたのが「ウイスキー」。そのウイスキーを型取り、ぐいっと飲むように作られのが「ボトルサワー」。実は形状以上に奥が深い商品でもあるんです。
駄菓子大好き!日本全国の駄菓子を食べまくる駄菓子マニアが、今回は「ボトルサワー」を徹底解説していきます。
— 目次 —
「ボトルサワー」とは?
「ボトルサワー」とは、大阪府八尾市にある老舗お菓子メーカーのチーリン製菓さんが開発した、ボトル型の容器に入った顆粒のラムネのこと。形状は昔のウイスキー瓶そっくり!昭和時代、高級ウイスキーは働くお父さんの癒やしになっていて、毎晩チビチビと飲む人も多かったからか、子供からしてもおいしそうに思えたのでしょう。
フレーバーはサイダー、ストロベリー、グリーンアップル味の3種類。色もカラフルなので可愛らしく仕上がっています。
どうやって食べるの?食べ方をご紹介
さて、ラムネということは分かりましたが、どうやって食べるのでしょうか?実はちょっとしたテクニックが必要です。容器から直接食べると、一度にたくさんのラムネが口の中に流れ込み、むせかえることがあるので注意。少しずつこぼさないようにして食べるのがコツです。
サイダー、ストロベリー、グリーンアップル味。それぞれフレーバーと味わいはどんな感じ?
「ラムネ」と説明したものの、顆粒状のため、歯ごたえはなく、口の中に入るとすっと溶けていき、酸味のある甘さが口の中に広がるといったもの。原料はどれもほぼ同じなのですが、それぞれにフレーバーがあってこれは香料によって大分味わいが変わるのです。
サイダー味
サイダーらしく香りはそれほど強くなく、酸味と甘みが強め。3つの中では、一番シンプルでさっぱりとした味わい。
ストリベリー味
こちらは甘酸っぱいイチゴ風味が広がる一品。酸味もあるのでどちらかというとさっぱり風味。
グリーンアップル味
3つの中で一番酸っぱさが際立つのがグリーンアップル味。甘さはほどんとなく、リンゴの酸味を強調した味わいに。
「ボトルサワー」は大人になった今だからこそおいしく感じるハズ!
もともとはウイスキーのボトルを模した商品ではありますが、方向性は全く異なり、どちらかというとハイボールのような味わい。だからこそ、独自の美味しさが溢れているのです。
フレーバーは3種類あるので、好みの味を比べて自分なりのベストを探すというのもおすすめ!
プロフィール
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駄菓子一筋!昔懐かしの駄菓子から最先端の駄菓子まで、さまざまな角度から駄菓子を深堀りしていきます。
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