キャビアとはどんなもの?なぜ高級なの?種類とは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説
世界三大珍味として有名な高級食材のキャビア。でも、そもそもキャビアとはどんなものか答えるのが難しいという方も多いのではないでしょうか?
そんなキャビアとはどんなものなのか、なぜ高級なのか、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。
そもそもキャビアとは?
キャビアとはフォアグラ、トリュフと並んで世界三大珍味の一つとされている高級食材です。チョウザメを塩漬けにした食べ物のことを指します。一般的にはチョウザメという魚の卵がキャビアと呼ばれていますが、ヨーロッパ各国では魚卵を総称して「キャビア」ということもありますよ。
このチョウザメ、外観が鮫に似ているためにサメの一種と誤解されがちですが、チョウザメはサメではないんですって。
主な産地はロシア。カスピ海周辺にいくつか産地があります。カスピ海に面したイランもキャビアの産地として知られています。
なぜ、キャビアは高級なのか?
キャビアが高級なのは、チョウザメの卵を集めるのが難しいからです。捕獲しても、卵を持ったチョウザメは少ないのです。また、他の魚のように毎年産卵しないので、卵を集めにくく、材料が少ないのでキャビアも貴重になり、高級品となるのです。
では、養殖すればいいのでは。チョウザメは水質、水温の変化に非常にデリケートな魚で、養殖は長らく実現しませんでした。これを実現したのは、日本の会社(株式会社フジキン)です。人工ふ化からの完全養殖に成功しました。ただ、養殖しても、毎年産卵しないのは同じで、まだ、卵を量産する課題はクリアされていないようです。
キャビアの種類とは?
キャビアは、カスピ海に生息するチョウザメの種類の違いによって卵の大きさや価格が異なります。一般的には魚卵が大きいほど、そしてロシア産のものほど上等なキャビアとされています。
まずは「ベルーガ」。チョウザメの中で最も体が大きく、とても希少な種類のチョウザメです。ベルーガからとれるキャビアはもっとも粒が大きく、1gで700~800円するほどの最高級品として扱われていますよ。
「オシェトラ」は中型のロシアチョウザメ。ベルーガよりも小粒で、茶色っぽいグレーの粒が特徴。ぷちぷちとした食感を楽しむことができますよ。
「セヴルーガ」はオシチョウザメから採ることができます。粒はグレーっぽい色味で、3つのうちもっとも小粒ですが、独特の風味があって人気ですよ。
キャビアとは、チョウザメの卵を塩漬けにした高級食材のこと!
キャビアとは世界三大珍味とされる高級食材で、チョウザメの卵を塩漬けにした食べ物のこと。チョウザメは見た目はサメですが実はサメではないというのは意外でしたよね。キャビアはその種類によって値段や粒の大きさも異なっているので、お求めになる際にはぜひ比べてみてくださいね!
※画像はイメージです。
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